幼馴染二人組による音楽ユニット「予感」、1st Single「海路」デジタルリリース

natsumi hirota、ななぽっぷによる幼馴染二人組による音楽ユニット「予感」が、4月28日に1st single「海路」をデジタルリリースした。本作は、HIP LAND MUSICによるデジタルディストリビューション＆プロモーションサービス「FRIENDSHIP.」がデジタルリリースをサポートしている。

1994年生まれの2人は、SNSの日常化により生み出された個人のブランディングとその影に潜む虚さや、紋切り型の幸せの価値観への盲信が強まる景色を当事者として見てきているという。「海路」は、そんな“実態はないものの確かにある圧倒的な流れ”に、無自覚に操られている可能性への警鐘を鳴らし、その上で、ひとりひとりが自分の幸せを決められる自由があることを再確認し、選び取ることへの可能性を指し示す一曲とのこと。また「海路」というタイトルには、人生は本来、海のように舗装された道がなく、それぞれが自分自身の信じる方角へ舵をきれはずである、という願いが込められている。

また今作は、ななぽっぷが書き溜めていた短歌に着想を得て制作に至った。トラック制作を担当したnatsumi hirotaは個人で制作しているテクノを主体としながら、楽曲からさらに拡張し、今作はヒップホップやゴスペルの要素も見え隠れする仕上がりだ。

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【本人コメント】
今日、生活から切っても切り離せないSNSの中で、日常的に他者への憧れを強く植え付けられたり、消費に駆り立てられたりする現状を窮屈に感じ、疲弊しています。もちろん自分でそれらの情報を選びとっているのですが、その上でもみたくない情報が不意に入ってくる場面は多々あります。それでも私たちはSNSを手放すことを躊躇って慢性的に劣等感を感じています。この曲はそういった状況で二人の心が死なないための武器になったと思っています。また同じように感じている人のお守りになればと願います。

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