ブライアン・アダムス、彼が共作したキッスの楽曲「上手く行って嬉しい」

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キッスが1982年に発表したアルバム『Creatures Of The Night(暗黙の神話)』の曲作りに参加したブライアン・アダムスは、彼が共作した曲が長く愛されているのを知り嬉しく思うと話した。

アダムスは、バックマン・ターナー・オーヴァードライヴのアルバム『Rock n' Roll Nights』(1979年)にソングライターの1人として参加しており、キッスはその収録曲の1つ「Rock and Roll Hell」をレコーディングすると決め、アダムスに共作を申し出たという。

アダムスは、SiriusXMの『Trunk Nation With Eddie Trunk』でこう話した。「LAに来て、彼らと会い、曲作りの助けはできないかって誘われたんだ。それでLAに行った。ジーンはギターのリフを用意していたが、曲にはなっていなかった。僕はクールなリフだなって思った。でも、LAにいる間はアイディアがまとまらなかったんだ。それでバンクーバーへ持って帰った」そこで共作者のジム・ヴァランスと作り始めたのが、「War Machine」となった。

「War Machine」はシングル・カットされたわけではないが、キッスのセットリストの常連で、これまでに1,000回以上ライヴ・パフォーマンスされてきた。ファンが愛する曲を集めたという大晦日の特別公演<KISS 2020 GOODBYE>でもプレイされ、DJからそれを知らされたアダムスは、「そうなんだ。僕はライヴ観たことないんだよね。でも、上手く行ったって聞いて嬉しい。エキサイティングな曲を作りたいって思ってたから」と応えた。

アダムスはまた、『Creatures Of The Night』の制作時、エリック・カー(Ds)のアイディアをもとに「Don’t Leave Me Lonely」をキッスのために作った。しかしキッスが起用しなかったため、自身のサード・アルバム『Cuts Like A Knife』(1983年)に収録している。

Ako Suzuki
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