【レポート】Que SakamotoのDJツアー日記「ヨーロッパツアー編・その3」

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みなさん、こんにちわ。<Huit Etoiles>のDJ/ProducerのQue Sakamotoです。ヨーロッパツアー第三弾は初めてクロアチアへ向かいます。

■クロアチアデビューは
■レイヴ感あるセットで完遂!

初めてクロアチアへ向かいます。アムステルダムからクロアチア空港へ到着し、バスに乗り換え、フェリーに再び乗り換え。かなり疲れていましたが、フェリーからの景色は素晴らしく、今までみたことな光景で、疲れを忘れさせてくれました。タイミングよくサンセットの夕陽をフェリーから見られて、長丁場の移動もこの景色が忘れさせてくれました。フェリーで出会った人たちとも話が進み、あっという間に到着です。


ステイ先はクロアチアで行われる<Goulash Disko Festival>会場の近くで、いいロケーションのアパートメントにてステイすることにしました。この朝方からのメインステージの前夜祭のクロージングセットだったので、着いてからシャワー浴びて就寝。起きて歩いて会場へ向かいます。前夜祭も盛り上がっていて、かなりメインステージの空気感も素晴らしかったです。


僕の前に、インドネシア・バリのベニューで共演したニュージーランドのSumo Suiがフロアを盛り上げてくれていてバトンタッチ。ディスコ〜ハウスをベースとし、レイヴ感あるセットを意識しました。お客さんとも意気投合し、しっかりとロックできたし、終わってからいいフィードバックももらえて大満足。クロアチアでプレイすることがひとつの目標だったので、しっかりと結果を残せて、思い出残るクロアチアデビューになりました。


その後2日間はギグもなく、クロアチアの綺麗な海で海水浴をしたり、街を散策したりして、気持ちいい日々を過ごしました。モーリシャス出身で今はドイツを拠点に活躍しているFourmi RouzことLogeshen Moorganとも会えたし、そのほかにもいろいろなアーティストとも出会えて、また新しい繋がりができました。ブッキングしてくれたLogeshenに感謝です。ってことで、

「Thank u Goulash Disko,Logeshen」

■ウクライナ北東部の都市ハリコフで
■綺麗な女性陣がセクシーなダンス?

クロアチアから次の都市ウクライナ・キエフに到着。空港にプロモーターのArtemがピックアップしに来てくれました。電車で6時間かけてウクライナ北東部の都市ハリコフのMoskvich Barへ。ホテルはベニューの敷地内。着いて、食事を済ませて、ゆっくりして2時間セットの始まりです。お客さんはダーク過ぎない明るめのダンスミュージックが好みだったので、ディスコ〜ファンク〜ハウス〜オリエンタルを織り交ぜてプレイしました。お客さんも楽しくエネルギッシュにダンスしてたし、モデルさんもたくさんいました。DJブース前で綺麗な女性陣がセクシーなダンスをしていて、ドキドキしながらプレイしたのが印象的でした(笑)。プレイを終えてArtemがクロージング。次の日もあるので、プレイを終えて2時間寝て、ハリコフからキエフへ戻りました。ハリコフデビューはまた違った空気感で勉強になりました。ってことで、



「Thank u Moskvich Bar Crew,Artem」

キエフに到着し、部屋でゆっくり寝て復活。寝不足が心配でしたが、なんとか乗り越えました。この日は『20ft Radio』で2時間プレイからスタート。今回のヨーロッパツアーでDigしたレコードから最近のお気に入りトラックを中心にプレイしました。『20ft Radio』の視聴リンクはこちらです。




「Thank U 20ft Radio Crew」

今回のキエフのメインナイトはArtemのポッドキャストKiev Ethno FoundationとAcid Voodoo Tribal Conectionのパーティ。会場となるナイトクラブRiver Port Kyivは景色も素晴らしく、お客さんもパワフルだし、早い時間から会場も盛り上がっていて、トータル5時間セットを披露しました。パーティのコンセプトがエスニック・アシッド・トライバルだったので、それを意識しながらハウス〜テクノ〜ディスコをコンセプトにプレイしました。Artemがプレイするはずだったのですが、自分のセットがすごく良かったみたいでArtemの時間帯までプレイすることになりました。あっと言う間の5時間セットでしたがお客さんも楽しそうでしたし、フロアがかなり盛り上がって良いギグとなりました。





終わってから、300ほどのキャパを持つナイトクラブCloserに行き、寝不足でしたが、日曜日の夜までがっつりアフターパーティで遊び倒しました。久しぶりに前回一緒にプレイしたArtem Ikraや前回出会ったアーティストや、以前共演したキエフのローカルDJや新しく出会ったDJもあり、良い週末となりました。River Portのセットの視聴リンクはこちらです。


「Thank u River Port,Artem, Kiev Ethno Foundation,Acid Voodoo Tribal Conection.」

『20ft Radio』のクリスの友達annaとIIiyaの家にホームステイさせてもらいました。彼らのおかげでイスラエルまでのんびり滞在し、思い出深い日々を過ごさせてもらいました。ふたりともファッションクリエイター(Naviva Bum Bags)でフェスティバル(Biorhythm Festival)を開催したり、キエフのシーンをリードしています。



また新しい出会いに感謝です。今回キエフではCloserのサウンドエンジニアやローカルアーティストと仲良くなれました。SerjeとPavelのパーティ<Low Party×Worn Pop>でエリック・ダンカンとアイデンティファイド・ペイシェントのプレイも観れましたし、特にすごく嬉しかったのが、僕がに送ったトラックをエリックが一曲目と中盤のいい流れのときにプレイしてくれました。Closerのみんなも絶賛してくれてよかった……エリックのプレイからアイデンティファイド・ペイシェントの流れもいい感じでとてもよかった。エリックにも久しぶりに会えたし、アイデンティファイド・ペイシェントともベルリン振りに再会できたし、とっても楽しい一夜でした。キエフはアンダーグラウンドミュージックシーンが素晴らしくたくさん吸収させてもらいました。



そんなこんなで急遽、キエフのDJ/プロデューサーKontraのSerjey ShuとFrujiのオーガナイズのサンデーパーティをDBRKDRことDebarkaderにて開催することに。Artemもサポートで出演します。Artemはスロービートなエスニックサウンドでウォームアップ。この日は3時間セットで、ミニマルからアシッドのニューウェーブ〜ハウス〜テクノを織り交ぜてプレイしました。その後Kontraへバトンタッチ。DJスキルもセレクションも素晴らしく、終わるまで楽しいパーティとなりました。ってことで、

「Thank u DBRKDR,Kontra,Artem」

残りの滞在はミュージアムや街を散策したり、友達と遊んだりして楽しかったです。キエフはまた来年必ず来たいと思います。キエフの皆さんありがとうございました。

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