倖田來未の人気バラード「Moon Crying」が短編映画に

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倖田來未の人気バラード曲「Moon Crying」のショートフィルムが公開された。

◆ショートフィルム

これは日本を代表するアーティストの名曲を題材に、新進気鋭の動画クリエイター、監督らが新たなストーリーのショートフィルムを制作するチャンネル「Music Memories Chanel 」の第一弾として公開されたもの。

今回は2008年にリリースされた「Moon Crying」を、数々の映画、ドラマ、CMなどを手掛ける小笹竜馬監督が、楽曲から得たインスピレーションをもとに新たなストーリーで映像化した。

小笹竜馬監督 コメント

今回、倖田來未さんの「Moon Crying」をショートフィルム化するにあたり、監督という形で携われて、とても光栄に思っています。

倖田さんの曲の歌詞の世界観はどれも親和性が高く、多くの人に共感を与えています。僕が、この曲を改めて聞いたときに思い浮かんだ情景は、月が空の上で優しく見守っている世界でした。

このフィルムでは、そんな世界に生きる平凡すぎる2人の恋の始まりと終わりを優しく描きました。2人の恋は「なんとなく好きになって、なんとなく別れてしまう。」そんな恋です。その“なんとなく”って意外と思い出に残っていたりするんですよね。例えば、互いの成長速度に差が出てきたり、一時の気持ちでなんとなく別れを切り出してしまったり。それでいて、発した言葉は落ち葉のようにどんどんと遠くにいってしまうから、流れに身を任せてしまうとか。このフィルムでも、素直になれない2人は離れることで、ようやく互いの存在を認め合うことができたのかなと思います。

今回、劇中の2人の関係性をチューニングする方法として、自分の恋愛観と人の恋愛観を中和させて個性を出すことを大事にしながら撮影に臨みました。ステレオタイプな恋愛かもしれないけれど、2人なりの恋愛が描けたと思います。

最近、早朝の空に控えめに光る月を見ると、「あの2人は元気かな?」と気になってしまいます。皆さんにも、そんな気持ちになってもらえたら嬉しいです。そして、このフィルムの視聴後は、目を瞑ってこの曲を聞いてみてください。また違った物語が出てくるかもしれません。


◆「Music Memories Chanel 」
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