倖田來未、25周年に向けたベストシングルツアーファイナル「私の音楽が背中を押せる存在でありたい」

デビュー24年目となる倖田來未が、全国4万5,000人を動員したベストシングル全国ツアー＜KODA KUMI LIVE TOUR 2024〜BEST SINGLE KNIGHT〜＞のファイナル公演を大分で開催した。

◆ライブ写真

25周年を目前に控えた24年目の本ツアーは『全国各地に倖田來未を届ける旅』として、都道府県各地へ出向き倖田來未の音楽史をエンターテイメント制高く披露することに徹したツアー内容。

タイトルである＜BEST SINGLE KNIGHT＞の『KNIGHT』には、『KodaKumi=Kの夜』、『KNIGHT=騎士(女性アーティスト界のジャンヌダルク。挑み続ける倖田來未の勇ましさ)』、『K=1000を表し、千の夜(ちよ=⻑い歳月)つまり24年という⻑い時を経て今ここに居る』という想いが詰め込まれている。


また今回は昨年開催されたライブツアー＜KODA KUMI LIVE TOUR 2023 〜angeL&monsteR＞からの続編的なストーリーとなっていた。前回は『エンジェルはなぜモンスターになってしまったのか？』をテーマにツアーが繰り広げられてきたが、今回は『モンスターがユニコーンに昇華』されていく様子を映像と音楽とパフォーマンスで構成。

ユニコーンは架空の生き物ではあるが、悩みや葛藤の中にそれぞれのユニコーンを思い描くことで『信じることの大事さ』をこのツアーで表現していた。さらに今回は久々のベストシングルツアーでもあり、誰もが耳にしたことのある往年のヒット曲から最新曲までを余す所なく堪能することのできるツアーとなった。



オープニングの「UNICORN -Introduction-」で幕が開けると、この日を待っていたファンの大きな歓声が会場に響き渡り公演がスタートした。「キューティーハニー」や「Crazy 4 U」などのヒット曲を、激しいダンスと共に披露。続くバラード曲では「好きで、好きで、好きで。」、今年リリースした「Silence」、そして彼女の代表曲である「愛のうた」をライブアレンジでしっとりと歌い上げ、会場にいるファンを魅了した。


ラストのMCでは、「沢山の全国の方々とお会いでき、沢山の方に足を運んで頂けて本当に幸せ者だと思う。私はデビューした時から、皆さんの背中を押せるような音楽を作っていきたいと思ってデビューしたので、私の音楽が背中を押せる存在でありたいですし、常にそばにいてくれると信じてほしい。そんな想いでこれまで歌ってきて、もうすぐ25周年。こんなに長く歌わせて頂けるのは、こんな私を愛して頂ける皆さんがいらっしゃるからです。今日この日まで歩いてこれたのは皆さんのおかげです。愛をこめて皆さんにこの曲を聞いて頂けたらと思います」とファンに向けたメッセージを伝え、「walk」を力強く歌い、切り公演の幕を閉じた。

今回のツアーのセットリストを集めたプレイリストは各DSPでも公開中。

写真◎田中聖太郎​​