大村憲司、森園勝敏、山岸潤史、秋山一将が競演した伝説のセッションのアウトテイクがアルバム化

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大村憲司、森園勝敏、山岸潤史、秋山一将という名ギタリスト4人のライヴを収めたアルバム『モア・アウトテイクス~ギター・ワークショップ Vol.2 LIVE』が11月13日にリリースとなる。

1970年代後半、世界中のミュージシャンたちがジャンルの壁を越え交流した。ライヴ・セッションだけでなく、それはレコード作品としても残されている。今もなお、輝きをもって愛聴されている作品も多い。

日本国内のミュージックシーンも新しい時代を迎えていた。振りかえってみれば、聴きつがれている名作が生まれた時代である。ミュージシャンたちが、「新しい音楽を作る」「新しい時代を作る」という意欲にあふれていたことは、後にミュージシャンたち自身が語っていることからも明らかだ。後にシティポップス、フュージョンと呼ばれる音楽スタイルの黎明期でもある。

そのフュージョン・シーンでは、特にギタリストがこのムーヴメントを人気面からも牽引し、またその力量も海外に引けをとらなかった。そこでギタリストを中心にした企画アルバムを発案された。そして、そのアルバム『ギター・ワークショップ』が話題の大ヒットアルバムとなり、次作を望む声も大きくなった。そこで企画されたのが、ライヴ・アルバムである。


この「ギター・ワークショップ Vol.2 LIVE」は、前作に引き続いて大村憲司、森園勝敏、山岸潤史、そして初登場の秋山一将の4人のライヴを、収めた名盤である。発売当時、5曲の収録内容はファンにとって、かなり物足りなかっただろう。しかし、1978年10月20日と21日の2日間、六本木ピットインで行われたライヴは、レコードのリリースが前提であり、すべての演奏が全曲レコーディングされていたのである。

昨年、リリースされた「アウトテイクス~ギター・ワークショップ Vol.2 ライヴ」は、3枚組アルバム「ファースト・ナイト」に収録された音源から編まれている。オリジナル盤はすべて「セカンド・ナイト」からの音源であり、まさに「アウトテイクス」。このアウトテイクスは好評を博し、もっとアウトテイクを聴きたい!という声から、続編がリリースとなった。この「モア・アウトテイクス」も「ファースト・ナイト」からの音源である。

リリース情報

『モア・アウトテイクス~ギター・ワークショップ Vol.2 LIVE憲司、一将、勝敏&潤史』
2019.11.13 Release
(大村憲司/秋山一将/森園勝敏/山岸潤史)
品番:STPR014
価格:アルバム/¥2,300プラス税
UHQCD(アルティメイト・ハイ・クオリティCD)
発売:ステップス・レコーズ
【収録楽曲】
1.RHYTHM ROAD   8:45   作曲:是方博邦  編曲:大村憲司
大村憲司:Guitar/村上”PONTA”秀一:Drums/小原 礼:Bass/坂本龍一:Keyboards/ペッカー:Percussion

2.Central Park  12:18   作曲:秋山一将 編曲:秋山一将・笹路正徳
秋山一将:Guitar/村上”PONTA”秀一:Drums/小原 礼:Bass/笹路正徳:Keyboards/横山達治:Percussion

3.Day Dream   6:13   作編曲:森園勝敏
森園勝敏:Guitar/村上”PONTA”秀一:Drums/小原 礼:Bass/坂本龍一:Keyboards/ペッカー:Percussion/中村 哲:T.Sax

4.Please Send Me Someone to Love   9:42   作曲:Percy Mayfield 編曲:山岸潤史
山岸潤史:Guitar/村上”PONTA”秀一:Drums/小原 礼:Bass/難波弘之:Keyboards/ペッカー:Percussion

5.Okie Dokie Stomp  22:09   作曲:Plummer Davis
大村憲司・秋山一将・森園勝敏・山岸潤史:Guitar/村上”PONTA”秀一:Drums/
小原 礼:Bass/坂本龍一・笹路正徳・難波弘之:Keyboards/ペッカー・横山達治:Percussion
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