クリス・アドラー、バンド脱退も弟との関係は「家族だから大丈夫だろう」
クリス・アドラーはラム・オブ・ゴッドを脱退したものの、それが弟ウィリーとの関係に悪影響を及ぼすことはないと考えているそうだ。ウィリーは結成から5年後の1999年にラム・オブ・ゴッドに加入。兄弟は20年近く一緒にプレイしてきた。
◆クリス・アドラー画像
アドラーは、『Elliot In The Morning』のインタビューで、脱退により兄弟の仲は“奇妙な感じ”かと問われると、「ああ」と肯定し、「俺らは一緒にやってきたからね。ファミリー・ビジネスとは言わないけど、2人で力を合わせた家内工業みたいなもんだった。意見が一致できなくなったのは、単に残念だ」と話した。
また、友好的な関係にあるのかとの質問には、「そうだよ。血の繋がりがあるからね。家族の間では、大目に見るってことできるだろ。友達なんかじゃ無理でも。それに、いま、俺らの間にわだかまりがあるとは思っていない。だから、大丈夫だろう」と答えた。
アドラーは先月終わり、7月に脱退が発表されて以来初めて声明を出し、その中で「型にはまるのが嫌だ」と綴っていたが、それは、ラム・オブ・ゴッドはもう創作面での挑戦を怠っているとの意味なのかと問われると、こう釈明した。「そういう意味ではない。実際、あのバンドは全員がものすごくクリエイティブだ。彼らの新しい音楽は素晴らしいものになるだろう。俺が言いたかったのは……、14のころ夢見ていたことが、幸運にも実現し、望んでいたこと全てができた。だから、俺はそれを継続する気力がなくなり、家族との時間を恋しく思うようになったんだ」
ラム・オブ・ゴッドには、アドラーの代わりにProngにいたArt Cruzが加入した。
Ako Suzuki
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