ラム・オブ・ゴッドのW・アドラー、兄クリスとは「話していないが、元気でいて欲しい」

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ラム・オブ・ゴッドのウィリー・アドラー(G)は、バンドを脱退した兄クリス(Ds)としばらく話していないそうだ。

◆ラム・オブ・ゴッド画像

彼は『The Vanflip』ポッドキャストで、クリスはどうしているのか問われると、「それは、彼に訊かないと……」と答えた。「元気にやってるって、僕は思いたい。ホントに彼にはそうしていて欲しいんだ。彼とは話していない。(でも)元気でやっていて欲しい」

クリスはラム・オブ・ゴッドの創設メンバーの1人で、ウィリーは結成から5年後の1999年に3代目リズム・ギタリストとしてバンドに加入した。兄弟の絆が切れることはないと自負し、バンドにとっての最善を優先したようだ。「彼は僕の兄弟だ。他の人にはない想いがある。僕ら2人が死ぬまで、その絆はある。でも同時に、ラム・オブ・ゴッドは他の何よりも大きい。ラム・オブ・ゴッドに最善のことをする、それがいまの僕らの状況だ」

昨年7月にラム・オブ・ゴッド脱退が発表されたクリスは、その数ヶ月後、弟との関係について「ああ(奇妙な感じだ)。俺らは一緒にやってきたからね。ファミリー・ビジネスとは言わないけど、2人で力を合わせた家内工業みたいなもんだった。意見が一致できなくなったのは、単に残念だ」「そうだよ(友好的な関係だ)。血の繋がりがあるからね。家族の間では、大目に見るってことできるだろ。友達なんかじゃ無理でも。それに、いま、俺らの間にわだかまりがあるとは思っていない。だから、大丈夫だろう」と話していた。

ラム・オブ・ゴッドは6月、クリスが脱退し、後任にArt Cruz加入後制作した初のアルバム『Lamb Of God』をリリースした。

Ako Suzuki
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