マーク・モートン「チェスター・ベニントンはスクリームできることに興奮してた」
ラム・オブ・ゴッドのマーク・モートン(G)が、彼のソロ・アルバム『Anesthetic』に参加したチェスター・ベニントンとの共作過程について語った。チェスターは2017年春、亡くなる数ヵ月前に収録曲の1つ「Cross Off」のヴォーカルをレコーディングした。
◆マーク・モートン&チェスター・ベニントン画像
モートンは『Live Metal』のインタビューで、「チェスターはリンキン・パークやストーン・テンプル・パイロッツよりヘヴィな曲で歌うことに熱中していたか?」との質問にこう答えた。「ああ、彼はアグレッシヴ・ゾーンに戻り、スクリームできることに本当に本当に興奮していた」「彼はあの曲をすごく気に入り、アイディアをたくさん、歌詞やヴォーカルのアイディアをたくさん持ってスタジオへやってきた。俺ら、いろんなパターンを試してみた」「彼はあの曲でスクリームできることにワクワクしていたよ。ファンに、初期のころのようなヴォーカル・アプローチを聴かせられることにもね」
モートンはこのコラボレーションでチェスターに初めて会ったそうだ。「チェスターと知り合いだったわけじゃない。曲作りとレコーディングの過程でお互いを知ることとなった。もちろん、彼の作品は知っていて、俺は彼のヴォーカルのファンだった。でも、個人的には会ったことなかったんだ。この曲を聴いてもらい、歌うことに興味あるか知りたくて、彼に連絡入れてみたんだよ。幸い、彼は興味を持ってくれた」
モートン初のソロ・アルバム『Anesthetic』は今月初めリリースされ、モートンは北米でソロ・ツアーを行なった。
5月からはラム・オブ・ゴッドのツアーも開催される。昨年の夏/秋のツアーでは、バイク事故により肩を負傷したドラマーのクリス・アドラーが参加できなかった。モートンによると、新ツアーでアドラーが復帰できるか、まだわからない状況だという。昨年のツアーでは、ProgのArt Cruzがアドラーの代理を務めた。
Ako Suzuki