デヴィッド・バーン、新作の女性アーティスト不在指摘に声明

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デヴィッド・バーンは先週、彼のニュー・アルバム『American Utopia』に参加したアーティストの写真一覧を公開したが、その中に女性が1人もいなかったことを指摘され、「後悔している」との声明を出した。

◆デヴィッド・バーン画像

今週金曜日(3月9日)発売の『American Utopia』で、バーンはブライアン・イーノ、サンファ、ジャック・ペニャーテ、ダニエル・ロパティン(ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー)、Jam City、Jakkoらとコラボ。24人の男性アーティストの画像をインスタグラムに投稿した。



バーンはこれまで多くの女性アーティストとコラボしており、彼もしくはそのキャリアを知るならば、彼が女性アーティストを軽視しているとか男性アーティスト至上主義だと考える人は少ないはずだが、一部で、今回のラインナップに女性がいないことを批判する声が上がったようだ。

バーンはそれを受け、「注意を促してくれた人たちへ感謝したい。これは僕にとって大きな問題だ」「女性とコラボレーションしなかったことを後悔している。馬鹿げてた」との声明を出した。

「僕は、こういった話題が上がる時代に僕らが生きていることを幸せに思う。世界を変えようとどれだけ努力し、その方向性が正しいとしても、ときに自分が問題の一部になっていることに気づくのは難しい。僕は、自分が“そういう男たちの1人”だとは思ってもいなかった。でも、自分にはそういったところがあるのだろう。君たちの反応は修正の役割を果たしている。ありがとう」



ファンからは「あなたが問題の一部だなんてありえない。これまでたくさん女性たちとコラボしている」「女性をリード・ギタリストに迎えて、埋め合わせしてる」「問題なのはデヴィッド・バーンだけでなく、私たちみんながそうだ。私も指摘されるまで、これが男性ばかりなんて気づかなかった」などの声が寄せられている。



Ako Suzuki
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