トーキング・ヘッズのメンバー、映画祭のQ&Aセッションで再集結

ポスト

トーキング・ヘッズの元メンバー4人が、来月、カナダで開催されるトロント国際映画祭で彼らのコンサート映画『Stop Making Sense』(1984年)の4Kレストア版が上映されるのを記念し、Q&Aセッションに揃って出席する。

◆トーキング・ヘッズ画像

パフォーマンスするわけではないが、デヴィッド・バーン(Vo, G)、クリス・フランツ(Dr)、ティナ・ウェイマス(B)、ジェリー・ハリソン(Key, G)の4人が一堂に会するのは2002年にトーキング・ヘッズがロックの殿堂入りした際の式典以来、20年以上ぶりだという。

ジョナサン・デミが監督した『Stop Making Sense』は2021年、文化的、歴史的、芸術的に高い価値を持つ映像作品を半永久的に保存する制度、アメリカ国立フィルム登録簿に選出された。40周年を迎える今年、4Dのレストレーション版が劇場公開される。

トーキング・ヘッズは1991年に解散。フロントマンのデヴィッド・バーンは最近、『People』誌のインタビューで、円満にバンドを終えられなかったことを後悔していると話している。「(最後は)上手く対処されなかったと思ってる。醜い感じになった。若かった僕は、一緒にいて愉快なタイプではなかった。トーキング・ヘッズの公演に取り掛かっているとき、僕はもうちょっと暴君だった。その後、リラックスすることや他の人たちとコラボすることを学んだ」「ああなってしまったことを後悔している。僕は最善を尽くしたとは思えない」

トロント国際映画祭でのトーキング・ヘッズのQ&Aセッションは9月11日に開かれ、スパイク・リー監督が司会を務める。

Ako Suzuki




この記事をポスト

この記事の関連情報