ASH DA HERO、ツアーセミファイナルで新曲披露＋主催イベント開催発表「みんなと生きていく」

ASH DA HEROが9月より全国ツアー＜ASH DA HERO LIVE TOUR 2017 “ALIVE”＞を開催中だ。そのセミファイナルとなる11月12日の埼玉･西川口Live House Hearts公演では新曲を初披露したことに加え、2018年1月より自身主催対バン企画を始動させることが発表となった。

◆ASH DA HERO 画像

ツアー6本目となる埼玉公演は、そのチケットが即日完売。「ツアーを重ねていく中で生まれた」という新曲初披露の場に、ASHはここを選んだ。そしてステージに姿を現したASH DA HEROはシンボルである真っ赤なフラッグを掲げ、膨れ上がった超満員のフロアの熱に応えるべく、いつにも増してエネルギッシュなパフォーマンスを繰り広げた。


圧巻は7月のTSUTAYA O-EASTワンマンライブ＜ASH DA HERO ONE MAN SHOW 2017 BRAND NEW WORLD＞で初披露された「YELLOW FEVER DANCE」だ。まだ音源になっていないナンバーにもかかわらず、早くもライブで一番の盛り上がりを見せるグルーヴチューンへと成長を遂げていた。

ライブ終盤のMCでは、まだASH DA HEROを名乗る前に立ったことのある同ステージに思いを巡らせ、改めていつも支えてくれるファンへの感謝を述べた。場内が温かな拍手に包まれる中、「みんなと生きていく。そんな思いを込めて書いた」と初披露の新曲へ。コールされた曲名はツアータイトルと同じ、「ALIVE」。前述のMCでASH DA HEROは、「ヒーローを辞めたくなる瞬間もある。そんな時に思い浮かぶのはみんなの笑顔。みんなが生きる理由をくれた」とも語っていたが、「ALIVE」の英詞に込められていたのは、まさに自身のそんな想いだ。曲中に何度も出てくる「歌い続ける」という歌詞にASHの強い決意を感じるバラードナンバーが場内を感動に染め上げた。


アンコールなしの全18曲にすべてを注ぎ込み最後の挨拶へ……と思われたその時、突如ASHの口から2018年の活動発表が。これは、2017年に好評を博した自身主催対バンイベント＜ASH DA HERO 2MAN SHOW SERIES 2018 CONNECT X＞を2018年1月より再び始動させるというもの。日程は2018年1月15日、2018年2月15日、2018年3月15日、場所はいずれもShibuya TSUTAYA O-WESTだ。ゲストアクトは今後改めて発表される予定とのこと。この予期せぬアナウンスにオーディエンスの歓喜の声が溢れ続ける中、颯爽とステージを後にしてツアーセミファイナルが終了した。

ASH DA HEROは11月25日に福岡DRUM SONで＜ASH DA HERO LIVE TOUR 2017“ALIVE”＞のファイナル公演を行うほか、12月21日に品川プリンスホテル クラブeXでデビュー2周年のアニバーサリーライブ＜ASH DA HERO 2nd Anniversary Live BABIES NIGHT 2017 powered by SKIYAKI TICKET＞を開催、年末には＜COUNTDOWN JAPAN 17/18＞への初出演も控えている。

撮影◎進藤景太