【音踊人 50】魅惑の新エリア登場<JOIN ALIVE 2017>レポート(フェスお姉さん)
ライブに遊園地、キャンプなど一日中楽しめる北海道の音楽フェス<JOIN ALIVE>。毎年色々なことにチャレンジし続けながら今年で8年目となりましたが、2017年も新しい試みをたくさん用意して私達を迎えてくれました! そんなチャレンジングなフェス<JOIN ALIVE>で、フェス好きな私がみなさんにレポートしたい6つのトピックスをご紹介します! どれもキュンときた見逃せないポイントなのでぜひご覧ください。
(1) 自然の中で癒やしの時間を満喫 オルタナティブガーデン
会場に到着してまず散策好きの私が向ったのは、今年新たに登場した謎のエリア「オルタナティブガーデン」です。
白い風車に誘われるようにローズステージ奥の道を進んでいくと、広がる芝生と小さな森の、のびのびとした穏やかな空間が目の前に登場。そこには、たくさんのアート作品やハンモックがあって、それだけでもテンションアップ!
すでにハンモックに揺られてオルタナティブガーデンを存分に楽しんでいる人たちを横目に、さらに奥へと進んでいくと大きな遊び場が広がっていて「ここだけでも半日過ごせる!」なんて思うほど雰囲気がベスト。
ゲートにテント、シンボルの風車など、一つ一つの作りが面白く丁寧で、いるだけで非日常感のワクワクを与えてくれる刺激的なものばかり。
今までにない数々のワークショップや日陰テントに、小さなドリンクショップがあるのも嬉しいところ。
森の奥にはプレパークもあって、直にアートを体験することもでき、子供と一緒でもフェスをめいっぱい楽しむことができます。
今まで遊園地ベースで自然が少なかった<JOIN ALIVE>に、こんなエリアが出来たのはとても嬉しく、フェスならではの自然の中でのんびりと過ごす幸せな時間を満喫できました。来年もとても楽しみです。
(2) 森の小道ができました
ローズステージに向かう道の途中に新しく森の小道ができました。木のチップが引かれたその小道は、森のいい香りがして木漏れ日が心地よくとっても快適。去年までは混雑していて進めなかった道も、いつでもスムーズに通れるように解消され、とてもうれしいリニューアルでした。
(3) フェス欲を満たしてくれるPROVO
フードコートから遊園地へとつながるほんの少しの間ですが、フェスにピッタリな洋服からお腹を満たしてくれるグリーンカレーまで幅広いジャンルでいつも楽しませてくれるのがPROVOブースの魅力。ここでDJが鳴らす音楽が遊園地エリアへ向かうワクワクも繋いでくれます。
さらに、PROVOエリアのすぐ隣には今年新たに日陰テントが登場。日よけだけではなく、雨のときも大活躍で、ご飯を落ち着いて食べることができ、とっても快適。野外フェスが初めての人にも優しい<JOIN ALIVE>ならではのリニューアルでした。
(4) NEW!レイクサイドステージ
お久しぶりに新しいステージが増えました! 「VELVET CIRCUS」ステージのさらに奥にある湖のそば、名前は「LAKE SIDE」ステージです。小さなステージだけどとても華やかで、可愛らしいピンク色のガーランドがたなびいていました。前方は距離も近く熱いライブを間近に体感することができる反面、ライブ中は芝の上に座って聞くスタイルなのでリラックスした心地よい時間を過ごすことができました。
(5) いろんなワクワクがつまった遊園地
<JOIN ALIVE>といえば遊園地! 今年はこんなものを見つけました。
はじめて見たときは、フェスにカラオケ!? なんて思いましたが、これが意外と楽しかったのです。歌う人もフェスに来ているだけあってかかる曲は知っているものばかり、お客さんはすでにライブで温まっている状態なのでのノリは最高。ステージに立てば、まるでアーティストになった気分で歌えちゃう魔法のカラオケステージでした。
遊園地を歩いているとオルタナティブガーデンから飛び出してきたゲリラパフォーマンスに偶然遭遇! 特に一輪車をつかったパフォーマンスは、まるで妖精が舞い踊っているようで繊細で軽やか。次のライブに移動していた足を思わず止めて見てしまうほどとても美しいショーでした。
(6) 柔らかお肉の絶品フェスごはん
フェスごはんに目がない私が今年食べた中で1番美味しかったものは、岩見沢のお米農家と札幌のお店がコラボして作った、十勝産牛ヒレステーキ丼です。お肉を使ったどんぶりのメニューがたくさんある中、一番に目に止まったのがこの一品。値段も1,500円したので並びながら直前まで悩みましたが、折角なので食べてみることにしました。フェスで食べるお肉はしっかり焼かれていることが多いので口に入れるまでは硬いものを想像していたのですが、火の通り具合が絶妙でとても柔らかい食感に衝撃! フェスではなかなか出会えないとても良いお肉に、岩見沢産のご飯も美味しく価値ある一杯でした。
■遊園地に自然、<JOIN ALIVE>は遊び方無限大
大きなリニューアルがいくつかあった<JOIN ALIVE 2017>でしたが、特に好きだったのは1番に紹介したオルタナティブガーデン。意外と存在に気づいていない人もいて終わってから「行きたかった!」なんて声もけっこう聞こえてきたので、来年はみなさんも真っ先に向ってみてください。ローズステージの音もよく聞こえるので、のんびり過ごしたいときにはとっておきの場所ですよ♪
関連リンク
◆BARKS内「JOIN ALIVE 2017」特設ページ
◆<JOIN ALIVE 2017> オフィシャルサイト
◆ ◆ ◆
■音踊人(Odoru-Beat)とは?
音踊人は、みなさんの「音楽体験」を募集しています。
ライブレポートやディスクレビュー、お気に入りアーティストの紹介や、お勧めライヴハウスの紹介など、音楽にまつわるモノならなんでも構いません。
あなたの「音楽体験」で新たな音踊人が増えるかもしれません。BARKSと一緒に音楽を盛り上げましょう。
◆ ◆ ◆
この記事の関連情報
【音踊人 56】アクメ、1stワンマンで完全燃焼(めろりずむ♡)
【音踊人 55】「今までとこれから」すべてが繋がり円になる!オメでたい頭でなにより〜ザ・ベストライブ〜(つかさ かなで)
【音踊人 54】<千歌繚乱vol.13>レポート:初めてのV系イベント参戦!(平岡絹&篠田ひかる)
【音踊人 53】<xsprout. #1>レポート:アナタに巡り合うために。(坂井彩花)
【音踊人 52】<xsprout. #1>レポート:若手バンドの渾身の演奏劇(藤井 廉)
【音踊人 51】<xsprout. #1>レポート:8月15日、下北沢にて。(クドウアカネ)
【音踊人 48】<夏びらき MUSIC FESTIVAL'17>所沢レポート(マーゴ)
【音踊人 49】<夏びらき MUSIC FESTIVAL'17>福岡レポート(福岡ハナコ)
【音踊人 47】DEATH I AMが壊したもの(影井公彦)