LinQ、6周年ライブ開催「中野サンプラザで集大成を」
LinQの6周年ライブ<再開発プロジェクト公演 I am LinQ~軌跡~>が、5月5日(金)福岡市民会館で行われた。
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12月に現体制の解体・再開発が発表されたLinQ。この福岡公演と東京 中野サンプラザの2公演は、今後のLinQの運命を大きく左右する重要なライブ。発表後5ヶ月にわたって行われた再開発プロジェクトの成果を見せようと、21人のメンバーが冒頭から気迫あふれるパフォーマンスを披露した。
オレンジ色のペンライト一色に染まった一曲目の「シアワセのエナジー」からライブがスタート。最初のMCでは今回のライブのレッスンで重傷を負ったリーダーの天野なつも登場。医師の許可で可能な限り出演できるようになったとのことで、「自分が今できることを全力で出していきたいと思っているので、最後まで楽しんでいってください」と詰めかけたファンに元気に挨拶した。
一連の再開発プロジェクト動画でその模様が公開されていた「ダンスオーディション」はこの日、新曲「Funky!LinQ」という形で初披露され、勝ち抜いた海月らな、山木彩乃、原直子、桜愛美、高木悠未(当初は天野なつが選ばれていたが負傷により交代)の5人がソロパートでステージに立った。ライブ終盤では3日(水)発売の新曲「トレジャー」に続き、同じく今回の公演のために用意された「ONE FOR ALL FOR ONE」を天野なつを含めた全員で熱唱。続いて「Shining Star」「ハレハレ☆パレード」「祭りの夜~君を好きになった日~」とLinQライブならではの「お祭り感」満載の曲で締めくくった。
続くMCで山木彩乃は「九州の愛を全国に発信してこれからも愛されるグループになりたいです。東京でも今日みたいに大成功で終わりたいと思います」と語り、LinQに加入前の4年前に同じ福岡市民会館で行われた<楽詣>を妹のこころと見に来ていた新木さくらは「私はそのステージに立てることがうれしかったですし、皆さんと今日は素敵な景色が見られたんじゃないかと思います」と涙ながらに語った。天野なつは「プロジェクトの成功はもちろんなのですが、来てくれた皆さんが“最高だった”と言っていただけるのが一番なので楽しみにしていてください」と、27日(土)の中野サンプラザ公演に向けて気持ちを新たにしていた。
その後会場からの替え玉コール(アンコール)で再び登場したメンバーは、「V to Road」を熱唱。最後は全員で一列になって手をつなぎ、全25曲、3時間にわたるライブは熱狂のうちに幕を閉じた。メンバーが退場する中で突然再び登場した新木さくらは名残惜しそうに「中野サンプラザ絶対成功させましょうね」と絶叫し、最後は副副リーダーの吉川千愛が「私たちLinQはこれからも笑顔の架け橋になれるように歌って踊り続けます」と、九州のファンの前で改めてLinQの活動への思いを語った。
<再開発プロジェクト 東京公演>
◆LinQ オフィシャルサイト