ヤマハ、人気シンセサイザーMXのカラーを一新、iPhoneとの連携も強化
ヤマハの人気シンセサイザー「MXシリーズ」がカラーを一新。「MX49 BK/BU」「MX61 BK/BU」が9月1日より発売される。新色ボディに加え、新たにソフトケースが追加、USBクラスコンプライアント対応でiPhone/iPadとの連携も強化されている。
◆「MXシリーズ」~画像~
「MXシリーズ」は2012年11月に登場、当時のフラッグシップシンセサイザー「MOTIF」から受け継いだ1000種類以上の高品位な音色を内蔵しつつ軽量でコンパクトなサイズを実現したシンセサイザーだ。49鍵モデルと61鍵モデルをラインナップし、49鍵モデル3.8kg、61鍵モデルは4.8kgとエレキギター並みの軽さを実現。スタジオやライブに気軽に持っていける軽量かつ奥行の狭いコンパクトな設計が魅力。さらに目的の音色を瞬時に選択できる使いやすいユーザーインターフェイスを採用、カンタン操作も実現。さらにUSBオーディオ/MIDIインターフェイス機能も搭載し、パソコンと接続して音楽制作の中核としても活躍する。音色ダウンロードサービスでは、著名バンドの曲で使われた音色を「MXシリーズ」上で再現したデータをはじめ、バンドで即戦力となる音色データを無料でダウンロードできる。
今回登場の「MX49 BK/BU」&「MX61 BK/BU」は、従来のカラーリングをベースにしながら、イメージを一新。ステージ上での視認性を高めるために新たなカラーリングを施したブラックモデル(BK)に加え、アクティブな印象を強くアピールするブルーモデル(BU)をラインアップ。
また、これまで別売だった専用ソフトケースを付属。「気軽に持ち運びできるシンセサイザー」としてワンパッケージで購入できるようになった。
▲専用ソフトケース。写真はMX61のもの。
従来同様、USBオーディオ/MIDIインターフェイス機能により、パソコンのDAWと組み合わせての使用も可能。DAWソフトウェアとして、スタインバーグ社「Cubase」シリーズの特別バージョン「Cubase AI」の最新版をダウンロードできるダウンロードインフォメーションを同梱する。
さらに、新たにUSBクラスコンプライアントに対応し、iPhone、iPadとLightning - USBカメラアダプタを介してUSB接続することが可能となった。iPhone、iPadの音声を本体から出力したり、本体の鍵盤で音楽系アプリケーションを演奏したりすることができる。
また「MX49 BK/BU」「MX61 BK/BU」の発売と同時に公開されるiPhone/iPad用のFM音源アプリケーション「FM Essential」や、スタインバーク社のiPad用アプリケーション「Cubasis LE」とともに使用し、楽しみ方を広げることができる。両アプリは単体では機能制限があるが、「MX49 BK/BU」「MX61 BK/BU」を接続することですべての機能が使えるようになる。「FM Essential」ではソフトウェアFM音源をMXの拡張音源として使用することが可能。ヤマハ往年のFMシンセサイザー DX100、TX81Z、V50よりそれぞれ当時の音色を再現した64音色、最新のFM音色が中心のオリジナル音色64音色、新MXシリーズと連動するコンビネーション音色が15音色、計271音色が全て使用可能になる。一方、「Cubasis LE」では機能制限が解除され、最大4オーディオ/4MIDIトラックでのiPadでの音楽制作が可能となる。
製品情報
価格:オープン
◆MX61 BK/BU
価格:オープン
発売日:2016年9月1日
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