解散、脱退、事故、死去…悲しさと切なさに満ちたネガティブニュースWORST10【2015年をBARKSニュースで振り返る】
2015年を賑わした音楽情報には爆笑ニュースもたくさんあるけれど、中には「え?…」と息を呑み絶句してしまうような残念極まりないニュースも飛び込んでくる。ここでは2015年に報道された悲しきニュースを振り返ってみよう。
◆解散、脱退、事故、死去…悲しさと切なさに満ちたネガティブニュースWORST10【2015年をBARKSニュースで振り返る】
1位にランクインしたのは、ニュース総合TOP10でも触れた「劇場・ホール2016年問題」の記事。深刻な問題なのだけど、多くの人が知らないという状況自体を打破するべきものとして各関係団体が一堂に会して行われた会見だった。
その他、やはり目立つのはこの世を去ってしまったアーティストの面々。まだ死を迎えるには若すぎる人ばかりという点が、ショックをさらに大きくする。残された音楽は永遠に残るけれど、まだまだその才能を沢山発揮してもらいたかった。合掌。
バンドの解散や活動休止もファンにとってはショッキングな出来事ではあるけれど、時にそれは次への大きな飛躍のために必要なステップだったりもする。前向きに捉えれば必ずしも悲しいものでもないわけで、未来構築に向けての現状打破は温かい目で見守っていきたいところだ。特に5位に挙がったマキシマム ザ ホルモンのライブ活動一時休止なんて、おめでたいニュースですから。
個人的にはクリス・スクワイアの死去がショック。ベースをメロディー楽器として、パーカッションとして鳴らしてしまう可能性を提示した功績は、ロックの進化を強力に加速させたと思っています。「ジョジョ」ファンであれば「ラウンドアバウト」のカッコよさは知っているでしょ?メンバーがどう変わってもイエスがイエスであったのは彼が彼だったから。
追記:12月28日、レミーが逝ってしまった。言葉がない。オフィシャルで語られている通り、今はモータヘッドを爆音でかけるしかない。(12月29日11時追記)
text by BARKS編集長 烏丸哲也
◆解散、脱退、事故、死去…悲しさと切なさに満ちたネガティブニュースWORST10【2015年をBARKSニュースで振り返る】
1位 コンサートが観られなくなる?「劇場・ホール2016年問題」2位 マリリン・マンソン、ファミレスで殴られる
3位 キマグレン、解散を発表
4位 ホイットニー・ヒューストン3回忌に、娘クリスティーナの生命維持装置を解除
5位 マキシマム ザ ホルモン、ナヲ妊活でライブ活動一時休止+コメント全文掲載
6位 ワン・ダイレクション、2016年に一時活動休止?
7位 Sadie、活動休止を発表
8位 スコット・ウェイランド、急逝
9位 アヴリル・ラヴィーン、離婚
10位 DJ DECKSTREAM、急逝。8月27日に交通事故
11位 イーグルス・オブ・デス・メタルの公演、仏テロの標的に
12位 テラスハウス出身の今井洋介、心筋梗塞で急逝
13位 スリップノット、2年間活動休止
14位 千葉はな、永眠「私の身体はなくなってももっとみんなの近くにいけるから悲しまないで」
15位 カントリー・ガールズ 島村嬉唄の活動が終了。家族側との間に隔たり
16位 イエス、クリス・スクワイアが死去
17位 シーナ&ロケッツのシーナ、死去
18位 ヴェルヴェット・リヴォルヴァーとSTP、スコット・ウェイランドを追悼
19位 ボン・ジョヴィ、初の中国公演が禁止される
20位 FACTが解散を発表。ラスト・ツアーは初めてのワンマン
21位 ワン・ダイレクション、活動休止は2年間
22位 SuG・武瑠(Vo)が一時活動休業を発表
23位 スリップノットのミック、弟に刺される
24位 ViViD、解散を発表
25位 スコット・ウェイランド、新作リリース前日にギタリストが急逝
26位 アイアン・メイデンのブルース・ディッキンソン、癌を公表
27位 マルーン5、大阪公演が中止
◆【2015年をニュースで振り返る】BARKSニュース特集
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