シカゴ、ロックの殿堂入りに「こんなに興奮するとは思っていなかった」
シカゴの創設メンバーの1人、リー・ロックネイン(Tp)が、2016年ロックの殿堂入りすることに関して、喜びのコメントを発した。
◆シカゴ画像
ディープ・パープルと並び、とっくの昔に殿堂入りしていると思われていた彼ら。ロックネインは『Billboard』誌にこう話した。
「僕らはかなり前から(殿堂入りする)資格があり、実際、ノミネートされ、殿堂入りしたって思われていた。そうじゃないってこと知らなかった人たちは、今回、驚いていたね。みんな、僕らはすでに殿堂入りしていると思っていたようだ」
「すごく興奮しているよ。こんなに嬉しいものだとは思ってもいなかった。(なかなか殿堂入りせず)落胆していたってわけじゃないよ。この栄誉を授かろうが、なかろうが、僕らはやり続けることに変わりはなかった。それに、ほかにたくさんの栄誉を受けている。(でも、殿堂入りは)すごく楽しみだ」
シカゴは、ロックネインを含む7人のオリジナル・メンバー ――ロバート・ラム(Key)、ジェイムズ・パンコウ(Tb)、ウォルター・パラゼイダー(サックス)、1985年に脱退したピーター・セテラ(B)、ダニー・セラフィン(Ds)、故テリー・キャス(G)が殿堂入りする。
ディープ・パープル同様、シカゴも歴代メンバー全員が殿堂入りするわけではなく、ロックネインは「(殿堂入りしない)彼らも間違いなくバンドの成功や長寿に関与しているんだから、殿堂入りするに値する。いつか、彼らにもそういう日が来ることを願っている」と話した。
2016年度は、シカゴ、ディープ・パープル、チープ・トリック、スティーヴ・ミラー、N.W.A.がロックの殿堂入りを果たす。ロックネインは、シカゴは4月に開かれるセレモニーでパフォーマンスするだろうと考えており、ピーター・セテラとのリユニオンもあり得るという。
Ako Suzuki
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