【インタビュー】TwitterにインスタにLINE…SNSフル活用の西内まりや、「好きなんですよ。みんなと分かち合いたいんです!」

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── 動画サイトに公開されている「Save me」のミュージック・ビデオには海外の方からのコメントもありましたけど、そういうコメントとかって自分で読んだりするんですか?

西内:全部読んでますよ。リアルな皆さんの言葉って、肯定的な意見も否定的な意見も含めて、全部自分を育ててくれるいい言葉なので、素直に受け止めています。ファンの方の言葉ももちろんですけど、ファンではない方からの言葉っていうのが一番リアリティがあって、自分がどう見えているのかがわかるので、結構気になって見ちゃいますね。

── ミュージック・ビデオの内容はシンプルですが、衣装はとても綺麗ですね。

西内:そうですね。とてもシンプルですが、だからこそ歌詞の意味が伝わるのかなと思います。画的な情報量よりも歌詞の意味や表情での感情で伝わったら嬉しいです。

── MVの制作に際して、撮影の前に自分の意見を伝えたりするんですか?

西内:そうですね。楽曲の制作したイメージもありましたので、ミュージック・ビデオ制作には携わっていきたいなと思っているんです。スタッフさんたちと一緒に作り上げていきたいですし、こういうヘアスタイルが良いんじゃないかとか、こういう衣装が可愛いんじゃないかとか、相談しながら作ってもらっていますね。

── 撮影中ってどんな感じでしたか?

西内:顔のアップのシーンは実は夜に撮っているんですよ。そのためにライトをたくさん使ったんです。すごく自然あふれる場所で撮っていたので虫たちが一斉に集まって来てしまって(笑)。リップシーンをしっかり歌っている足元では虫たちがブンブン飛んでましたね(笑)。あれは結構大変でした!

── カップリング曲は「Let's start over again」。この曲も作詞されています。<福岡マラソン2015>のイメージソングで、明るくて元気のいい曲です。地元の福岡を盛り上げる曲ですね。

西内:福岡も盛り上げますが、全国の皆さんも盛り上げたいです。これもドラマ撮影をしながら作ったので、自分にとっても背中を押してもらいたいというか、そういう時にどういう言葉があれば頑張れるかなと考えて、一番自分に言いたい言葉を詰め込みました。マラソンを走っている方も、もうきついと思ったときにこれを聴いてもらえたらもうちょっと頑張れるんじゃないかって思いますし、ちょっとくじけて諦めちゃった人でも、もう一回踏み出してみようよ、とか、いろんな方に当てはまるような詞を書きました。

── “I don't wanna cry”とか?

西内:そうです。“その一歩踏み出せば”とか、“I just wanna be free”とかも、そのときの気持ちが入ってます。でも、「あきらめないで、もう一回足を踏み出して!」という、これが大事なんですよ。一歩踏み出しちゃえば行けるんじゃないかという、そういう気持ちで書きました。もう一回イチからスタートしよう、という曲です。失敗した人も、これからやる人も、諦めた人も、全ての人にパワーをあげられる応援ソングです。こういう曲は、私を知るファンの人には西内まりやらしいと言われますね。私はどちらかというと「頑張ろう!」みたいなことを言うタイプなので、「Save me」とは逆で、ちょっと新しいと思います。本音の部分だったり、スキの部分だったり、悲しみとか孤独とか、人間味のある、自分も発したことのない言葉を使ってみたりしています。イベントなどですごく盛り上がれるんじゃないかなと思います。
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