小澤征爾、80歳記念コンサートで出演者約300名が「ハッピー・バースデー」
小澤征爾が、9月1日に80歳の誕生日を迎えた。この日、長野県松本市のキッセイ文化ホールにて小澤征爾の80歳を記念した<マエストロ・オザワ80歳バースデー・コンサート>が有志によって開催された。
◆コンサート 画像
オフィシャルから届いたレポートを掲載する。
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出演者は全員“友情出演”で、世界中から超一流のアーティスト達が集結。世界的ピアニストのマルタ・アルゲリッチや、6月に最新アルバム『ビフォア・ディス・ワールド』で47年のキャリアにおいて初めて全米1位を取ったシンガーソングライターのジェイムス・テイラーまで豪華な顔ぶれ。小澤征爾が創設者の一人であるサイトウ・キネン・オーケストラや、彼が後進の指導のために始めた小澤征爾音楽塾オーケストラ、小澤征爾スイス国際アカデミーなどのオーケストラや合唱団まで、総勢約300名のアーティストが出演した。
松本市では、8月9日から9月15日まで<セイジ・オザワ松本フェスティバル>(※昨年まで<サイトウ・キネン・フェスティバル松本>だったが2015年より改称)を開催しているが、小澤征爾は8月1日に腰を骨折し、8月24日、27日、29日のオペラ公演をキャンセルしている。本コンサートでは久しぶりに聴衆の前に登場するとあって、観客の期待感はかなりのもの。
コンサートのチケットは発売後、即完売しプラチナチケットとなっていた。1,900名で埋まった観客席には、日本画家 千住博、女優 鈴木京香、作家 村上春樹、ジャーナリスト 池上彰などといった著名人の姿も見られ、小澤征爾の交流の広さを見せた。
コンサートは、小澤がかつて助手を務めた大作曲家/指揮者 レナード・バーンスタインの「キャンディード序曲」からスタート。サイトウ・キネン・オーケストラによって行なわれた演奏の合間にはビデオの上映が挟まれ、小澤のこれまでの人生を映像で追うことが出来る構成となっていた。
写真:(C)大窪道治
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