ビル・ワイマン、33年ぶりのソロアルバムをリリース

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78歳になったビル・ワイマンが33年ぶりとなるソロアルバム『バック・トゥ・ベーシックス』を発売する。

◆ビル・ワイマン画像

元ローリング・ストーンズのメンバーとしても知られるビルは、2014年に古いデモをまとめていた際に60曲にもおよびも未発表曲を見つけたそうで、それがソロ4作目となる『バック・トゥ・ベーシックス』をリリースするきっかけとなったようだ。発見した未発表曲から3曲選びだしてアレンジを行い、9曲の新曲と合わせてスタジオ入りしたそうだ。

テリー・テイラー、ガイ・フレッチャー、グラハム・ブロード、ロビー・マッキントッシュらとコラボを果たしており、共同プロデュースにアンディ・ライトが起用されている。ワイマンは「最初はこんなことするにはちょっと歳を取り過ぎているかなって思ったんだけど、死ぬまで演奏を続ける年老いたブルースミュージシャンもいるなと思って、じゃぁ自分もやるかって気になったんだ」と話している。

ビルは31年間活動をともにしたローリング・ストーンズを1993年に脱退し、それ以来7作の書籍を執筆しているほか、金属探知器専門家として自ら金属探知器ブランドを立ち上げている。そんなキャリア転換について以前ビルは「昔からずっと古代文化とか考古学、天文学、写真、芸術とかに興味があって、本や書類を読んだり、映画を観たりしてその分野についてもっと学ぼうとしてきたんだ。でもバンドに30年間もいて、そういうことに費やす時間がなかなかなかったから難しかったんだよ」と説明していた。

『バック・トゥ・ベーシックス』は6月22日発売予定となっている。
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