Jun Gray Records、第二弾アーティストに男女混合ボーカルバンドのSCOTLAND GIRL

ポスト

PIZZA OF DEATH内レーベルJun Gray Recordsが3月4日、第二弾所属アーティストとしてSCOTLAND GIRLの約2年ぶりとなるニューアルバムをリリースする。

◆SCOTLAND GIRL 画像

Jun Gray RecordsはKEN YOKOYAMA率いるKEN BANDのベーシストJun Grayが自身の趣向を生かし、ガールズボーカルバンドを中心にリリースするために立ちあげたレーベルだ。その第一弾となったコンピ『And Your Birds Can Sing』にも収録されていたSCOTLAND GIRLが、第一弾所属アーティストUNLIMITSに続いて単独作をリリースする。

2008年に結成されたSCOTLAND GIRLは、GORI(Vo&G)、Shiori(Vo&B)、Ryo(Dr&Cho)からなる男女混合ツインボーカルの3ピースバンドだ。これまでにアルバム1枚、ミニアルバム2枚、シングル1枚をリリースしてきた。着実に歴史を刻んできた彼らが、Jun Gray Recordsから2ndアルバム『As I am』リリースを決めた理由についてこう語る。

「自主制作の音源を作ってから、新たにレーベルを探していた時にJunさんから声をかけていただきました。どこでもよかったわけではなく、Junさんが好きで信頼のおけるレーベルだと思ったからです」

今作の最大の特徴はJun Gray Recordsということを意識してか、Shioriの優しくも力強い女性ボーカルが生かされた楽曲が多いところ。とは言え、ガールズボーカルのコンピ盤『And Your Birds Can Sing』では、男性ボーカルGORIの歌い出しによる「Don’t be afraid」を収録してしまうトリッキーな彼らのこと。今作も一筋縄ではいかない。いわゆるメロコアバンドの枠を越えた包容力のある仕上がりが印象的だ。

そこには、この1~2年の活動が大きく関わっているという。コンピへの参加やレコ発ツアー、<京都大作戦>をはじめとする夏フェスや大舞台への出演で得たものに対する答え、そして彼らがこれまで積み上げてきた経験の真価が今作から聴こえてくるようだ。

胸がギュッと締め付けられる切ない曲、ほんわかと温かな気持ちになれる曲、たくさんの仲間と笑顔で楽しみたい曲など、『As I am』には実に幅広い楽曲が収録された。それらは豊かなメロディやオーディエンスを巻き込むであろうコーラス、逞しい意志に溢れた歌詞など、より開けた彼らの音楽観を象徴するようでもある。メンバー曰く、「過去の作品よりも“ニュアンス重視”を意識し、Jun Grayのアドバイスも反映させながら制作した」とのこと。Jun Gray Recordsだからこそ生み出せた作品であることは、どうやら間違いない。

なお、リリース後には全国を巡るレコ発ツアーも予定されている。何にも制約されることなく、新境地からさらなる高みを目指すSCOTLAND GIRLに注目を。


■2ndアルバム『As I am』
2015年3月4日発売
PZCJ-3
1.On a new note / 2.Change or Nothing / 3.Refrain / 4.Dream of you and me / 5.Always with love / 6.Faith 7.Selfish / 8.Eyes on Me / 9.Sunny day / 10.I’m greedy / 11.Within ourselves / 12.I’ll be seeing you / 13.Life is Beautiful

◆SCOTLAND GIRL レーベルサイト
この記事をポスト

この記事の関連情報