カイザー・チーフスのリッキー、教師時代、授業をさぼってツアーに
カイザー・チーフスのフロントマン、リッキー・ウィルソンはバンドがブレイクする前、教師をしていたが、早くも着任1日目でやる気が失せていたそうだ。在職中、授業をさぼりツアーに出ることもあったが、生徒がアリバイ作りに一役買ってくれていたという。
◆カイザー・チーフス画像
ウィルソンは、フリー・ペーパー『Metro』にこう話した。「教師はそれほど楽しいものじゃなかった。初日、“この子たちの人生を変えるんだ”って思ったけど、午後にはもう“ちぇっ、書類仕事ばっかりじゃないか”って感じになっていた」
「すぐにやる気が失せた。最後のほうでは隠れてツアーへ出るようになってたんだけど、生徒達が…、彼らは18歳でね、僕をかばってくれたよ。オーディナリー・ボーイズとツアーに出たとき、もし誰かが僕のこと探してると、彼らは“先生は美術の収納室にいます”なんて答えてくれていた」
大学でグラフィック・デザインを学んだウィルソンは、1年ほどLeeds College for Art and Designで美術の教師をしていた。カイザー・チーフス(当時は別名)は2000年に活動をスタートしたものの、デビューを果たすまで5年かかった。
Ako Suzuki, London
◆カイザー・チーフス・オフィシャルサイト