【ライブレポート】TAK-Z、レゲエ史に新たなページを

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文字数に限りがある、ゆえにあえて冒頭で言ってしまうのだけれど。TAK-Zにとって(さらに言えば大阪のレゲエ界にとっても)本当の挑戦と飛翔は、1月25日の大阪なんばHATCHより始まった。そう感じさせてくれる、想いと可能性を示した3時間半。

◆<Songs Of Life RELEASE TOUR FINAL in OSAKA>画像

昨夏『Songs Of Life』を発表後、リリパ・シリーズとして各地を巡ってきたツアーのファイナル。TIDAL WAVE~RISKY DICE~自らも所属するSCORPIONの気鋭3サウンドがぱんぱんの客席(2OOO人に迫る勢いで見事に満員札止め!)を暖めた18:30過ぎ、「Intro」が響けばバンド・ショウの幕開けだ。まずは「Just One Future」~「ヒマワリ」と歴史を辿るかのように初期作からのチューンを連射!

続く怒濤のゲスト・タイムでは、BIG BEAR、HAN-KUN、RUDEBOWY FACE&RUEED、PEQUU、NATURAL WEAPONと今作の共演者以外にも、NG HEAD、SHINGO★西成、ARM STRONG、CHEHON、MUNEHIRO、APOLLO、HISATOMI、寿君、ATTACK DEM SQUADといったクレジット組から、MIGHTY JAM ROCKのJUMBO MAATCH&BOXER KID、STINGERS(噂のABC-Zが揃い踏み!)、DAISENとシークレットも多数参戦(途中ANDSUNSなど嬉しいプレゼントも!)。最後はステージとフロアの境なくすべての仲間へ贈った「BELIEVE YOUR SMILE」で出演者全員が登壇、次なる目標をぶち上げつつクライマックスへ!

<絶え間なく訪れるDAY BY DAY ほんの一秒も無駄にしないで>

もし、幸運にもこの記事を目にして「もっと詳細を知りたい!」なんて感想を持ってもらえたら、即座に現場へ足を運んで欲しい。なぜなら、音楽フリークスの興味を満たす数多の出来事は言わずもがな、そこではさわやかな歌声とルックスからは想像もつかない反骨心を持ったシンガーがレゲエ史に新たなページを刻まんと格闘する姿を目撃することができるのだから。

<笑っても泣いてもJUST ONE LIFE 羽ばたけ未来へ>

TAK-Zの「Lifetime memory」は、今日も進行中だ。

TEXT:茂木博志

<Songs Of Life RELEASE TOUR FINAL in OSAKA>
2014年1月25日@大阪なんばHATCH
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