DJ-Tech、高性能クロスフェーダー「Mini innoFADER」搭載のスクラッチDJミキサー「DIF-1S」一般発売開始
フックアップは、昨年より先行限定発売をしていたDJ-Tech社のスクラッチDJミキサー「DIF-1S」を一般発売した。
昨年冬より一部のDJ専門店のみで先行発売されてきたスクラッチミキサー「DIF-1」Sが、ついに待望の一般発売となる。「DIF-1S」は2チャンネルのスクラッチミキサーで、豊富な入力端子を装備しさまざまなアナログソースはもちろん、タイムコードモードによりDVS(Digital Vinyl System)ユーザーにもたいへん便利に使えるモデル。
今回の最大の特長は、交換フェーダーでは最も多くのシェアを誇るAudio Innovate社製の非接触型VCAフェーダー「Mini innoFADER」が始めから搭載されていること。スクラッチスタイルのDJにとっては生命線といえるクロスフェーダーが、滑らかな感触と安定性、さらには400万回以上のサイクルにも耐えうる長寿命といった魅力を備えての搭載だ。
DJ-Tech社とAudio Innovate社とのコラボによる「DIF-1S」は、手頃な価格と相まってエントリークラスのからトップクラスのDJまで、お勧めできるDJミキサーとなっている。

<DIF-1Sのおもな特長>
・高パフォーマンス2チャンネルスクラッチDJミキサー
・高品位非接触型クロスフェーダーMini innoFADER搭載(フルサイズinnoFADER互換)
・調整可能なクロスフェーダーカーブとリバースモードで、すばらしいスクラッチパフォーマンスを実現
・接続変更することなく通常のVinyl/CD使用とDVSソフトウェアとの使用を簡単に切り替え
・ブースアウト(RCA端子)専用ボリュームコントロール
・6.35mm(標準サイズ)と3.5mm(ミニサイズ)のヘッドフォンアウト搭載
<おもな仕様>
・入出力基準レベル
CD入力: -13dB ±2dB
ライン入力: -17dB ±2dB
フォノ入力: -61dB ±2dB
DVS入力: -13dB ±2dB
マイク入力: -40dB ±2dB
ブース出力: +15dB ±2dB
マスター出力: +15dB ±2dB
ヘッドホン出力: 31mW
・周波数特性
ライン/CD入力: 15Hz~20kHz +1dB/-2dB
フォノ入力: 15Hz~2.2kHz +17dB/-3dB
マイク入力: 15Hz~20kHz +1dB/-3dB
・歪み率: ライン/CD入力 0.2%以下
・最大入力レベル:
ライン/CD入力: 6V
フォノ入力: 0.04V
マイク入力: 0.6V
・チャンネルイコライザ
LOW:12dB ±2dB @700Hz
MID:12dB ±2dB @980Hz
HI:12dB ±2dB @10kHz
・電源: AC 100V~240V、50Hz/60Hz、≦8W
・外形寸法:223 (W) x 309(D) x 110 (H)mm
・本体質量: 3.3kg
◆DIF-1S
価格:23,100円