マムフォード・アンド・サンズ、次作ではラップに挑戦

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マムフォード・アンド・サンズは新作アルバムでラップに挑戦するようだ。2月10日(日)の第55回グラミー賞ではセカンド・アルバムの『バベル』で年間最優秀アルバムを受賞し、20日(水)のブリット・アワード2013でも最優秀グループに輝くなど躍進中の彼らだが、すでにサード・アルバムを構想中のようで、新作ではフォークロックバンドの同グループにとっては新境地のラップに挑戦するためにジェイ・Zのアドバイスも参考にしているという。

◆マムフォード・アンド・サンズ画像

フロントマンのマーカス・マムフォードは「(デビュー・アルバムの)『サイ・ノー・モア』や『バベル』でやってきたことはもう卒業してて、前2作のサウンドには俺たち的にはもう満足しているんだよ。いつもこういう感じの音楽をプレイしてるしね。世間は僕たちのこういう曲を本当に支持してくれているけど、俺らとしては別のサウンドを試してみたいんだ」「例えばヒップホップとかね。俺らは本当にラップに挑戦したいんだ。バンド内で色々話し合っているよ。歌う俺としてはメロディに合わないんじゃないかとかさ。だからジェイ・Zにもアイデアをもらったりしているんだ。俺らのバンドにとってフレッシュな体験になるだろうね」と語っている。

さらに、キーボード担当のベン・ラヴェットもバンドとして新たな分野を「探求する」準備が整っていて、今までの作品とは異なったものを作りたいとローリング・ストーン誌に話している。

「俺らはちょっとなんて言うか、曲作りがマンネリ化してきてる気がするんだ。だから、そこから脱却する必要性を強く感じてるんだよ。まあ、前2作はお互いにかなり親和性があるものだったからね」「今までフォーク系をやってきたけど、そのサウンドからどうしても離れたいっていうほど必死っていうわけでもないんだ。でも、俺らに他に何ができるかを探求する気は満々だよ。前2作は兄弟のようなものだったしね。だから次は従兄弟っぽいのを作りたいんだ」
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