エリック・クラプトン&スティーヴ・ウィンウッド、必見ムック2冊が発売

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奇跡の“ブラインド・フェイス再現”として来日を果たすエリック・クラプトンとスティーヴ・ウィンウッドだが、これを機に魅力的なムック2冊が発売となる。

◆ムック画像

1969年、クリーム、トラフィックというブリティッシュ・ロックの伝説的バンドのフロントマン2人を中心に結成された“ブラインド・フェイス”は、たった1年間の活動、残されたアルバムは1枚という謎の部分も多いスーパー・バンドだ。そんな彼らの来日に合わせて、発売となるのは、ブラインド・フェイスを絡めたクラプトンとウィンウッドの音楽活動を検証するムック本である。

ひとつは、ヤング・ギター誌のスペシャル・イシュー『ロック・ギター・トリビュート 特集エリック・クラプトン/スティーヴ・ウィンウッド』(定価2,520円/11月16日発売)だ。ギター誌だけあってクラプトンのリユニオン・ヒストリーが目を引く。ヤードバーズ(独占インタビュー:J・マッカーティ&C・ドレヤ)~ジョン・メイオール&ブルースブレイカーズ~クリーム~ブラインド・フェイス~デレク&ザ・ドミノズという流れはきちんとチェックしておきたいポイントだ。もちろんウィンウッドとの2008~2010年ツアーの現地レポートも、ライヴ予習にはもってこい。

一方、音源チェックやインタビューに重きを置くのがTHE DIGのスペシャル・エディション『エリック・クラプトン&スティーヴ・ウィンウッド』(定価1,575円/11月14日発売)である。ウインウッドに関しては1971年トラフィック時代のインタビュー、1986年特大ヒット直前インタビュー、1994年トラフィック復活時インタビューと充実した内容を誇る。ブラインド・フェイスも、1969年6月ハイド・パークでのデビュー公演レポート、直後のクラプトン・インタビューは発掘掲載されており、これは貴重。そして唯一のアルバム『スーパー・ジャイアンツ』の通常盤、デラックス・エディションの全曲解説も見のがせないところ。

どちらもシンコーミュージック・エンタテイメントから発売となる。

YOUNG GUITAR SPECIAL ISSUE「ロック・ギター・トリビュート 特集●エリック・クラプトン/スティーヴ・ウィンウッド」
A4判/132頁/定価2,520円/11月16日発売

THE DIG Special Edition「エリック・クラプトン&スティーヴ・ウィンウッド」
A5判/224頁/定価1,575円/11月14日発売
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