<LIVE SUPERNOVA vol.60>、東京カランコロン、back number、Who the Bitchが熱演
▲東京カランコロン |
▲back number |
▲Who the Bitch |
◆<LIVE SUPERNOVA vol.60>画像
J-WAVE TOKYO REAL-EYESの番組ライブイベントが18日に渋谷O-nestで行われた。丸6年かけて続けられているこのライブイベントも今回で60回目という節目を迎えた。今回は個性派ぞろいのラインナップ。東京カランコロン、Who the Bitch、back numberという3バンドが熱演を繰り広げた。会場のオープンから番組ナビゲーター藤田が自らDJを担当。DJをやりながらのMCで、トップバッターを紹介。
東京カランコロンが独特の雰囲気を醸し出しながらの演奏。トリッキーな動きをするベース、佐藤全部。くるくる回ったり、ニコニコしながら歌うキーボードの紅一点のせんせい。そしてミディアムチューンでも全力でギターをかき鳴らし歌うギターボーカルいちろう。ポップでひねった楽曲も、ライブになると力強さが増してメンバーのとても強いエネルギーを感じ、会場にもそれが伝わりはじめ、曲が進むにつれて雰囲気がほぐれてきたのがわかった。ライブ当日がCDのリリース日ということで、一段と想いのこもったパフォーマンスを見せてくれた。
会場転換中、再びDJを藤田が担当、続いての登場はWho the Bitch。「異種格闘技」が得意!というメンバーの言う通り、登場のインパクトから会場に存在をアピール。大きなサングラスに羽マフラーの姿で登場さらには「デスコ」と書いた紙を広げ、ギラギラのロックサウンドで会場を引っ張っていく。ドラムYatchのドラムセットには一斗缶がセットされていて、ラフなロック感を演出。すこし驚いた表情のお客さん達も、バンドのエンターテインメント性のあるパフォーマンスとロック魂に影響され、腕が挙がり、歓声もひときわ大きくなってきた。
恒例のプレゼントタイムで出演バンド全員のサインの入ったオリジナルTシャツもプレゼントし、最後に登場のback numberを迎える。
失恋を思い返す歌が印象的なバンドだが、ライブではスタートから勢いのある曲を続けて演奏。会場のボルテージを上げていく。そして「とても大切な曲です」と紹介して歌った「花束」で会場を引き込んでいく。緩急のついたステージで、イベントとしての盛り上げを大切にしつつも、バンドの持つもう一つの持ち味である切なさをうまく織り交ぜてパフォーマンスしていた。大歓声のアンコールに応えて、海のない群馬でできた歌ですという「海岸通り」を演奏してライブ終了。満足げなお客さんの表情がとても印象的だった。
3アーティストともそれぞれの個性をいかんなく発揮して、普段はなかなか観られないラインナップで、しかもイベントとしての雰囲気の一体感を作れたのではないかと思っている。それを演出してくれた3バンドのパフォーマンスと、どのバンドでも楽しんでくれていたお客さんに感謝したい。
文:J-WAVE TOKYO REAL-EYESナビゲーター 藤田琢己
<J-WAVE TOKYO REAL-EYES “LIVE SUPERNOVA Vol.60”>
2011年5月18日(水) OPEN 18:30/ START19:00
@SHIBUYA O-NEST
出演:東京カランコロン、back number、Who the Bitch
MC:藤田琢己(J-WAVE「TOKYO REAL-EYES」ナビゲーター)
主催:J-WAVE
■東京カランコロン
1.1、2、3で忘れまSHOW
2.CAN’T STOP 運命線
3.音沙汰無男
4.ラブ・ミー・テンダー
5.(仮)ぽっかり
6.マドモアゼルと呼んでくれ
■Who the Bitch
1.Superstar
2.カリスマヒーロー
3.ベクトル~いつの日かたどりつけるこの足で~
4.DICE
5.Chicken Heart
6.赤いレモンティー
■back number
1.こぼれ落ちて
2.はなびら
3.stay with me
4.花束
5.そのドレスちょっと待った
AC. 海岸通り
◆J-WAVE「TOKYO REAL-EYES」サイト
◆東京カランコロン・オフィシャルサイト
◆back numberオフィシャルサイト
◆Who the Bichオフィシャルサイト
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