第53回グラミー賞、エミネム、レディー・ガガが複数にノミネート

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第53回グラミー賞ノミネート・コンサート。ケイティ・ペリー。写真:ロイター/アフロ
世界最大の音楽の祭典、第53回グラミー賞授賞式が2011年2月14日(アメリカ現地時間2月13日)にロサンゼルスのステイプルズ・センターにて開催される。これに先がけ12月2日(同12月1日)、授賞式会場すぐ横に位置するクラブ・ノキアにてグラミー賞のノミネート発表<The Grammy Nominations Concert Live!! - Countdown To Music's Biggest Night>が行なわれた。

これは2年前の記念すべき第50回から始まった、本番の授賞式と同様でゲスト・アーティストのパフォーマンスを交えたライブ・コンサート形式のものになっている。2010年はケイティ・ペリーやB.o.B、ロンドンからの生中継での参加となったジャスティン・ビーバーらが華やかなパフォーマンスを披露した。

そしてノミネート。グラミー賞を授与するNARAS(ナショナル・アカデミー・オブ・レコーディング・アーツ&サイエンス)より全108部門が発表され、クラブ・ノキアのステージでは、年間最優秀楽曲、年間最優秀レコード、年間最優秀アルバム、最優秀新人賞の主要部門を含む計5部門のノミネートが、スティーヴィー・ワンダーやフー・ファイターズのデイヴ・グロールといった豪華アーティストによってアナウンスされた。

2010年の最多ノミネートはヒップホップ界のスーパースター、エミネム(写真:中)。年間最優秀アルバムなど計10部門に名を連ねた。これに続きブルーノ・マーズが7部門、ジェイ・Z、レディ・アンテベラム、レディー・ガガ(写真:下)が6部門、ジェフ・ベック、B.o.B、デヴィッド・フロスト、フィリップ・ローレンス、ジョン・レジェンドが5部門でそれぞれノミネート。なお、日本人アーティストは、喜多郎が『空海の旅4』で最優秀ニューエイジ・アルバム、B'z の松本孝弘がラリー・カールトンと共作し、Larry Carlton & Tak Matsumoto 名義で発表した『Take Your Pick』が最優秀ポップ・インストゥルメンタル・アルバムでノミネートとなった。

この第53回グラミー賞授賞式の模様は、WOWOWによって独占生中継される。これに先だって、WOWOWでは『BOOMUP GRAMMY! 2011』を2011年1月10(月)23:00~スタート。この番組では、今年度のノミネートアーティストや、最新情報を5回に渡り紹介。また、第1回では、豪華アーティストが登場するノミネーションコンサートの模様を放送する。

<主要4部門ノミネーション>
●年間最優秀レコード候補「ナッシン・オン・ユー(feat.ブルーノ・マーズ)」(B.o.B)
「ラヴ・ザ・ウェイ・ユー・ライ feat. リアーナ」(エミネム)
「ファ★ク・ユー」(シーロー・グリーン)
「エンパイア・ステイト・オブ・マインド」(ジェイZ+アリシア・キーズ)
「ニード・ユー・ナウ ~いま君を愛してる」(レディ・アンテベラム)

●年間最優秀楽曲候補
「Beg Steal Or Borrow」RAY LAMONTAGNE
「ファ★ク・ユー」(シーロー・グリーン)
「ラヴ・ザ・ウェイ・ユー・ライ feat. リアーナ」(エミネム)
「The House That Built Me」(Miranda Lambert)
「ニード・ユー・ナウ ~いま君を愛してる」(レディ・アンテベラム)

●年間最優秀アルバム候補
『ザ・サバーブス』(アーケイド・ファイア)
『リカバリー』(エミネム)
『ニード・ユー・ナウ ~いま君を愛してる』(レディ・アンテベラム)
『ザ・モンスター』(レディー・ガガ)
『ティーンエイジ・ドリーム』(ケイティ・ペリー)

●最優秀新人賞候補
ジャスティン・ビーバー
ドレイク
フローレンス・アンド・ザ・マシーン
Mumford & Sons
Esperanza Spalding

『~第53回グラミー賞授賞式~』
2011年2月14日(月)放送
独占生中継! 午前 9:30[同時通訳]
同日リピート放送 夜10:00[字幕]

<グラミー賞関連番組>
『BOOMUP GRAMMY! 2011』
第一回放送は、2011年1月10日(月)23:00~放送
※毎週月曜OA、日曜日11:30~リピート放送
『GRAMMY 2 GO!』
2011年1月17日(月)23:30~スタート
※毎週月曜日OA

◆WOWOW第53回グラミー賞特設サイト
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