DX7やCP-70も!ヤマハ鍵盤楽器の50年歩み、Yamaha Design Masterworks展

「Yamaha Design Masterworks展」が行われるのは、59年ぶりに新築されたヤマハ銀座ビルのスタジオ。直近のプロトタイプも含む半世紀にわたるヤマハ鍵盤楽器のデザインの歩みを、19製品の展示と映像で紹介する。展示は、テクノロジー、フォルム、パフォーマンスの3つの視点で、各時代背景やミュージックシーンを織り込みながら、ヤマハのプロダクトデザインの歩みを紹介。それぞれの時代で、楽器の進化に取り組んできた足跡が確認できる内容となっている。
おもな展示製品としては、1975年に発表された「エレクトーンGX-1」 、1983年発売のFM音源搭載のデジタルシンセサイザー「DX7」、1976年発売のステージ用電子ピアノ「CP-70」といった往年の名機のほか、プロトタイプの製品も名前が挙がっている。「key between people」と名付けられたプロトタイプは、人と楽器、人と人との関係の一つの理想形として、演奏者と聴衆が音楽を楽しみ、分かち合う場を、デザインで表現したというなかなか興味深いもの。こうした製品が見られる機会は少ないはず。入場料は無料なので、気軽に出かけてみよう。
<Yamaha Design Masterworks -「先進」の系譜>
【開催期間】 3月5日(金)~3月24日(水)
(月~土)10:30~20:00
(祝・日)10:45~19:00
※最終日3月24日(水)は17:00まで
【場所】ヤマハ銀座スタジオ 東京都中央区銀座7-9-14 ヤマハ銀座ビルB2
【入場】無料
【展示製品】19製品
◆「Yamaha Design Masterworks 展」の開催について
◆ヤマハ
◆BARKS 楽器チャンネル
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