評論家・冨澤一誠が乙三.を絶賛、“サザンの後継者になれるかもしれない”
音楽評論家の冨澤一誠氏が“ひょっとしたらサザンの後継者になれるかもしれない”と評しているバンドがいる。乙三.(オッサン)だ。
音楽大学出身の7人組バンド、乙三.のオリジナルアルバム『お別れ』が、発売から1ヶ月たち、さらなる盛り上がりを見せている。
注目を集めるきっかけとなったのは、アルバムに収録されているカヴァー曲、中島みゆきの大ヒットナンバー「空と君のあいだに(乙三.arrange)」。音大出身の実力で作り出した疾走感溢れるホーンアレンジで、原曲の別の魅力を引き出すことに成功した。さらに、オリジナル曲が主題歌であった国民的ドラマ『家なき子』の主役、安達祐実を今回PVに起用したことが話題となったのも記憶に新しい。
◆「空と君のあいだに(乙三.arrange)」PVから安達祐実のフォトアルバム
また、フジテレビ系『めちゃめちゃイケてる!』など、ゴールデンタイムのバラエティー番組での出演告知も楽曲の浸透に拍車をかけ、「空と君のあいだに(乙三.arrange)」は、現在有線のリクエストチャートでも圏外から25位まで急上昇。着うた(R)配信も好調に推移している。
そんな「空と君のあいだに(乙三.arrange)」も収録された彼らのアルバム『お別れ』を聴いて絶賛するのが音楽評論家の富澤一誠氏。冒頭のように“サザンの後継者になれるかもしれない”とまで言っている。なぜ乙三.が日本の音楽史における最重要バンドのひとつ、サザンオールスターズの後継たり得るのか。冨澤氏のコメントを以下、全文掲載しよう。
◆ ◆ ◆
■ 乙三.は“時代のサーファー”的なバンドである! (音楽評論家 富澤一誠)
乙三.(オッサン)というバンド名を聞いたときはピンとこなかったが、アルバム『お別れ』を聴き終えた第一印象は「とんだ掘り出し者かもしれない」ということだ。
しなやかなポップス・センスで、聴き手の心を瞬時にしてわしづかみにしてしまう魅力があるのだ。自由奔放に言葉を操る“言葉の魔術師”的センスの詞。その詞を自由自在にメロディーに乗っけてしまう希有のメロディー・メーカーとしての才能。さらに右から左へ、左から右へ、心のおもむくまま、感情のおもむくままに吐露し続ける表情豊かなボーカル。加えて、時に怪しく、時にはハッピーに色どりを添えるバンド・サウンド。そんな究極のコラボレーションが生み出すのが乙三.の音楽と言っていい。
彼らの音楽を聴いていると時代の気運を感じる。きっと彼らは、時代の波を敏感にキャッチして、時代をサーフィンしている“時代のサーファー”に違いない。正直に言って、サザンオールスターズを聴いたときに感じる時代の息吹きと同じ匂いを乙三.に感じとることができる。
サザンとセイム・センスのバンド。これまでにそんなバンドは見たことがない。だからこそ、彼らは「とんだ掘り出し者かもしれない」と言うのだ。ひょっとしたらサザンの後継者になれるかもしれない。
いずれにしても、乙三.は時代に選ばれた“時代のサーファー”ともいうべきバンドなのだ、と私は確信している。
◆ ◆ ◆
<サザンオールスターズを聴いたときに感じる時代の息吹きと同じ匂い>を乙三.に感じたという冨澤氏。さて、あなたは乙三.から何を感じる?
◆iTunes Store 乙三(※iTunesが開きます)
◆乙三. オフィシャルサイト
音楽大学出身の7人組バンド、乙三.のオリジナルアルバム『お別れ』が、発売から1ヶ月たち、さらなる盛り上がりを見せている。
注目を集めるきっかけとなったのは、アルバムに収録されているカヴァー曲、中島みゆきの大ヒットナンバー「空と君のあいだに(乙三.arrange)」。音大出身の実力で作り出した疾走感溢れるホーンアレンジで、原曲の別の魅力を引き出すことに成功した。さらに、オリジナル曲が主題歌であった国民的ドラマ『家なき子』の主役、安達祐実を今回PVに起用したことが話題となったのも記憶に新しい。
◆「空と君のあいだに(乙三.arrange)」PVから安達祐実のフォトアルバム
また、フジテレビ系『めちゃめちゃイケてる!』など、ゴールデンタイムのバラエティー番組での出演告知も楽曲の浸透に拍車をかけ、「空と君のあいだに(乙三.arrange)」は、現在有線のリクエストチャートでも圏外から25位まで急上昇。着うた(R)配信も好調に推移している。
そんな「空と君のあいだに(乙三.arrange)」も収録された彼らのアルバム『お別れ』を聴いて絶賛するのが音楽評論家の富澤一誠氏。冒頭のように“サザンの後継者になれるかもしれない”とまで言っている。なぜ乙三.が日本の音楽史における最重要バンドのひとつ、サザンオールスターズの後継たり得るのか。冨澤氏のコメントを以下、全文掲載しよう。
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■ 乙三.は“時代のサーファー”的なバンドである! (音楽評論家 富澤一誠)
乙三.(オッサン)というバンド名を聞いたときはピンとこなかったが、アルバム『お別れ』を聴き終えた第一印象は「とんだ掘り出し者かもしれない」ということだ。
しなやかなポップス・センスで、聴き手の心を瞬時にしてわしづかみにしてしまう魅力があるのだ。自由奔放に言葉を操る“言葉の魔術師”的センスの詞。その詞を自由自在にメロディーに乗っけてしまう希有のメロディー・メーカーとしての才能。さらに右から左へ、左から右へ、心のおもむくまま、感情のおもむくままに吐露し続ける表情豊かなボーカル。加えて、時に怪しく、時にはハッピーに色どりを添えるバンド・サウンド。そんな究極のコラボレーションが生み出すのが乙三.の音楽と言っていい。
彼らの音楽を聴いていると時代の気運を感じる。きっと彼らは、時代の波を敏感にキャッチして、時代をサーフィンしている“時代のサーファー”に違いない。正直に言って、サザンオールスターズを聴いたときに感じる時代の息吹きと同じ匂いを乙三.に感じとることができる。
サザンとセイム・センスのバンド。これまでにそんなバンドは見たことがない。だからこそ、彼らは「とんだ掘り出し者かもしれない」と言うのだ。ひょっとしたらサザンの後継者になれるかもしれない。
いずれにしても、乙三.は時代に選ばれた“時代のサーファー”ともいうべきバンドなのだ、と私は確信している。
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<サザンオールスターズを聴いたときに感じる時代の息吹きと同じ匂い>を乙三.に感じたという冨澤氏。さて、あなたは乙三.から何を感じる?
◆iTunes Store 乙三(※iTunesが開きます)
◆乙三. オフィシャルサイト
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