メタリカ、ジェフ・ベックらロックの殿堂入り

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4月4日、メタリカ、ジェフ・ベック、Run-DMCらがロックの殿堂入りを果たした。この日オハイオ州クリーブランドで行なわれたセレモニーで、メタリカはレッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーから紹介を受けた。フリーの言葉遣いに、フロントマンのジェームズ・ヘットフィールドが同席していた娘の耳をふさぐ一幕もあったそうだ。

フリーは「メタリカは(f***ing)イカシてる。彼らの音楽は超かっこいい」とバンドを紹介。「彼らは、どのピース&ラブ・バンド以上に、人々をひとつにした」Rollingstone.comによると、メタリカは150人もの家族や友人と一緒にクリーブランドへやって来たそうだ。2代目べーシスト、故クリフ・バートンの父親もスピーチを行ない、パフォーマンスには2001年にバンドを脱退したジェイソン・ニューステッド(B)も参加した。また初代ギタリスト、デイヴ・ムステインは招待されていたものの、メガデスのツアーがあり出席できなかったそうだ。

2009年は、メタリカのほかリトル・アンソニー&ジ・インペリアルズ、ボビー・ウーマック、ジェフ・ベック、Run-DMCらが殿堂入り。Run-DMCの紹介はエミネムが、ジェフ・ベックの紹介はジミー・ペイジが行なった。ペイジはべックのパフォーマンスにも参加している。

セレモニーを締めくくるオール・スター・ジャムでは、メタリカ、ジェフ・ベック、ペイジ、フリー、そしてサプライズ・ゲストとして参加したロン・ウッドが共にヤードバーズの「Train Kept A-Rollin'」(オリジナルはTiny Bradshaw)をパフォーマンスしたという。

Ako Suzuki, London
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