「星野ジャパン代表選手決定」の広告効果は約21億円

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北京オリンピックを前に、14日発表されたのがサッカー最終代表選手。そして17日に発表されたのが野球の最終代表。どちらも人気の高い競技である、サッカーと野球。反町ジャパンにも星野ジャパンにもぜひメダルを期待したいのが国民感情というもの。

ところで、これら代表選手発表について、テレビニュースではどのくらい報道されたのだろう。というわけで、ニホンモニターが、野球、そしてサッカーの代表選手発表の報道量を調査し、さらにその報道量から広告換算を行ない話題の大きさを広告効果として算出した。

調査期間は、それぞれの代表発表から2日間(つまり発表当日とその翌日)。対象局はNHK、日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京の各局。ニュース・ワイドショーを含む情報系番組を対象番組としている。

これによると、野球は日本テレビ『アナ☆パラ』とフジテレビ『すぽると!』での報道量が多く、合計時間では、日本テレビが最多(48分30秒)となった。一方、サッカーでは『すぽると!』の報道量がトップ。合計時間ではフジテレビが34分41秒で最多。それぞれの競技の代表発表の総合報道時間は、サッカーが1時間16分24秒。対して野球は2時間19分37秒と、サッカー代表発表の約2倍の時間をかけて報道されたということが明らかに。

さらに、各番組で放送されたニュース時間帯のCMスポット料金から算出された広告換算費は、サッカーが約12億4400万円。そして野球はなんと約21億円。

野球とサッカーでは、やはり野球への興味・関心が高いようだ。とはいえ、広告効果と選手の頑張りとは一切関係ない。そして、あと10日で北京オリンピックがいよいよ開幕。

がんばれ!ニッポン!

●星野ジャパンの広告換算費に関する詳細なデータ、グラフ
https://www.barks.jp/feature/?id=1000042151

●「金メダルを贈りたい有名人」ランキングにみのさん、タモさんの怪(?)
https://www.barks.jp/news/?id=1000042048

●北京オリンピック、日本人が観たいのは “熱い男”
https://www.barks.jp/news/?id=1000041208
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