全米の保護者を大激怒させた、お騒がせアーティスト

ポスト
1940年代を意識した独特のファッションとキュートなルックス。6月17日に全米アルバム・デビューを果たすポップ・スター、ケイティ・ペリーはカリフォルニア出身で現在23歳の女の子。

そんな彼女が、今全米で大騒動を巻き起こしている。

原因はこの春に全米リリースしたシングル「I Kissed A Girl」の過激な歌詞にある。“女のコにキスしちゃった そしたら気持ち良かった…アタシたち女のコって、すごく魅惑的だよね キスしたくてたまらなくなる 触れたくてたまらなくなる…”と、ライトな同性愛願望(経験?)を告白するような刺激的な歌詞に、思春期の子供を持つ全米の保護者が猛反発。テレビでもこの問題が大きく取り上げられるなど、社会問題にまで発展しそうな勢いなのだ。

しかしそんな大人達のひんしゅくをよそに、皮肉にも(?)シングルは全米で大ヒット。ビルボード・シングル・最新チャート(6/21付)で4位まで上昇、更に、iTunes TopSongs及びRingtoneのチャートでは1位を獲得している状況だ。

2007年にリリースしたEP曲「Ur So Gay」も歌詞の過激さが受け、最近のお気に入り曲としてマドンナが大絶賛するというエピソードを残しているが、今作は全米のキッズのツボをグリグリと刺激してしまった。

6月17日には、デビュー・アルバムとなる『One of the Boys』が全米で発売となる。日本盤の発売は9月を予定しているが、リリースに先駆け既にケイティ・ペリーの日本版公式サイトは立ち上がり、全米大ヒットお騒がせソング「I Kissed A Girl(キス・ア・ガール)」の着うた(R)、着うたフル(R)の配信も開始されている。

2008年の夏は、魔性の歌声・ケイティ・ペリーに、ご注目を。
この記事をポスト

この記事の関連情報