KREVA、全国ツアー<K-ing>がスタート

KREVAにとって、このツアーを加算すると、2007年1年間でソロライヴで動員してきたライヴ参加者数が5万人に達するという。6月ホールツアー<意味深>4ヶ所5公演が1万4000人。全国ツアー<K-ing>全国8ヶ所13公演の動員が2万人。そして日本武道館2DAYSの動員数は1万6000人。ヒップホップ・ソロアーティスで年間のソロライブ総動員数が5万人というのは、他に類を見ない人跡未踏のエリア。KREVAを形容する際の常套句だが、“まさに HIP HOPの枠に収まらない”活躍ぶりとなっている。

この曲から?…と意外とも思われるナンバーからLIVEはスタート。これからもまだまだスケジュールを控えているので、細かいセットリストや演出の紹介はここでは控えるものの、前回の<意味深>ツアーでは、随所に仕掛けられたイリュージョンや見所であったダンスが、この<K-ing>では影を潜めている。「ストレートなHIP HOPスタイルのLIVEを魅せたい!」というKREVAの想いから、大掛かりな仕掛けは割愛され、ストレートに魅力が伝わる構成になっているのだ。ときにアカペラで、そしてBEATだけなど、RAPの魅力が倍増する演奏は見事。さらに、マイク2本使いでこのツアー限定のクレバージョンでの最新シングル披露…と息をつく間もないステージングが繰り広げられていた。

アルバムを引っさげてのツアーの場合、多くが最新アルバムの楽曲を中心にセットメニューが組まれるものだが、KREVAの場合は過去作とのバランスも抜群。LIVEで盛り上がるあの曲や過去のシングル曲も出し惜しみなく披露。ファンの気持ちが十二分に分かっているKREVAならではの、品質といえる。
ツアーの規模がいくら大きくなっても、いつもあっという間にチケットが即完売してしまうのは、「次も必ず観たい!」と熱望してしまう、ライヴで感染する“KREVA 熱”のなすところだ。
KREVA、全国ツアー<K-ing>がスタート ~写真編~
https://www.barks.jp/feature/?id=1000035065

今が一番最高=最新形が最高形と公言するKREVAだが、そんなKREVA=「K」の現在進行形「-ing」と題されたのが、KREVAのライヴ・ツアーである。チケットは即完で入手不可能だが、そんなやりきれない気持ちを払拭してくれるかのように、LIVE DVDのリリースが控えている。

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