ハード・ファイ、グラストンでのギグは母親に捧ぐ

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ハード・ファイのシンガー、リチャード・アーチャーは、週末(6月23日)行なわれたグラストンベリー・フェスティヴァルでのギグは、'05年に亡くなった母親に捧げるものだったと話している。ハード・ファイは'05年、同フェスティヴァルで初のパフォーマンスを行なう予定だったが、腎臓の移植手術を受けたアーチャーの母親の様態が悪化したため、急きょ出演をキャンセルしていた。

今年、グラストンベリー・フェスティヴァル・デビューを飾ったアーチャーは『The Sun』紙にこう話している。「やりかけの仕事が戻ってきたようだった。結構、きつかったよ。この前は、母親が腎臓移植を受けて良くなるって思ってたときだったんだ。でも、面倒なことが起きたっていう知らせを受けた。その後、母はすぐに亡くなったよ。俺たちが成功したところを見せる機会がなくて、ものすごくつらかった。今回のギグは彼女に捧げたんだ。ニュー・アルバムもそうだよ」

アーチャーは、'05年のデビュー・アルバム『Stars Of CCTV』に続く新作を「ダークで深いものになる」と表したことがある。『Once Upon A Time In The West』の名づけられたらしい2ndアルバムは9月にリリース予定。1stシングル「Suburban Knights」が8月20日に発売される。

Ako Suzuki, London
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