Fヘッズ、新作は「メランコリーでビューティフル！」

ザ・フューチャーヘッズのシンガー／ギタリストのバリー・ハイドが、バンドの２ndアルバム『News And Tributes』について語った。今作は「より個人的で心がこもっており、メランコリーでビューティフル」だという。

ハイドは『The Sun』紙のインタヴューで、前作と新作の違いについてこう話している。「俺たち年を取って、好みが変わった。１stアルバムはリズムを重要視したけど、今回はメロディだ。それに１stは社会との関係について歌ったものが多かったけど、今度はもっと個人的で心がこもってる。そう、よりメランコリーでビューティフルだ」

アルバム・タイトルともなったトラック「New And Tributes」は、'58年にミュンヘンで起きた飛行機事故について歌ったもの。“ミュンヘンの悲劇”とよばれるこの事故で、マンチェスター・ユナイテッドは多くの主力選手を失った。「荒くてスピーディだけど、センチメンタルでもあるこの曲は、アルバムの中で重要な役割を果たしている。だからタイトルにしたんだよ」

『News And Tributes』は５月29日に英国でリリースされる（日本では24日に発売済み）。

Ako Suzuki, London