パンク誕生30周年、コンピ・アルバムがリリース!

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伝説のパンク・バンド、セックス・ピストルズが「アナーキー・イン・ザ・UK」でセンセーショナルなデビューを飾ったのが、1976年。今からちょうど30年前の出来事。そこから生まれたパンク・ムーヴメントは、現代に根強く影を残し、未だに多くの若者を突き動かしている。パンク・ロックは、今やミュージック・シーンには欠かせない存在となったのだ。そんなパンク・ロックの誕生30周年を記念して、2月22日に、パンクの歴史を丸ごと閉じこめたコンピレーション・アルバム『ザ・パンク・US・ヒッツ』『ザ・パンク・UK・ヒッツ』がリリースされた!

このコンピレーション・アルバムは、当時のムーヴメントを忠実に再現すべく、アメリカとイギリスの2つに分けてリリースされた。『US・ヒッツ』にはラモーンズやイギー・ポップ、テレヴィジョンなどが収録され、『UK・ヒッツ』にはシド・ヴィシャスやダムド、クラッシュなどが収録されている。いまやパンクに国籍など関係はないが、パンクが誕生した当時は、アメリカとイギリスでそれぞれが置かれる社会的な背景をもとに、独自のムーヴメントが生まれていたのだ。

このコンピレーションでは、誰でも名前を知っているような中心的なアーティストから、そこから派生して生まれたバンド、またパンク・シーンに多大な影響を与えたアーティストなどが収録され、そのシーンを支えた全てが収められている。音楽を武器に若者が立ち上がり、その怒りを爆発させた当時のリアルなパンク・シーンを見ることが出来る名盤。パンク好きもそうではない人も、これは必聴。ぜひ!
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