アンドレ3000、リッチー監督の『Revolver』を語る
アンドレ3000は、『Daily Mirror』紙のインタヴューでこう話している。「彼(リッチー監督)の大ファンなんだ。『Lock, Stock...』も『Snatch』も最高だ。一緒に映画を作れるなんて、素晴らしい体験だったよ。でもちょっと変だったな。半分はロンドンで、半分はマン島で撮影したんだ。スタッフにな~んにもなくて寒いとこだって言われてたけど、その通りだったよ。地獄のように寒かった。でもきれいだったな。羊がいっぱいいてさ。それにさ、多分、島には5,6人しか黒人がいないんだろうな。人種差別ってわけじゃないんだけど、島の人たちからは変わった目で見られたよ。まるで俺がユニコーンかなんかみたいにさ。俺が歩いてると、みんな立ち止まって“(オー)マイ・ゴッド”って呟くんだ」
アンドレは、撮影現場でマドンナに会うこともできたという。「すっごく緊張した。でも彼女はほんとにクールだったよ。俺たちがコラボするっていう噂もあるみたいだけど、今のとこ、それはないな」
ギャングとギャンブラーの闘いを描いた『Revolver』。辛口の批評にさらされている作品だが、アンドレの演技は「抜群」との評判だ。
Ako Suzuki, London