イル・ディーヴォのカルロス・マリン、死去

先週、UKツアー中に体調が急変し入院したイル・ディーヴォのカルロス・マリンが、12月19日、53歳で急逝した。
イル・ディーヴォのメンバーは、「僕らの友人、パートナーのカルロス・マリンが亡くなった」とSNSを通じ、訃報を伝えた。「彼の死は、友人、家族、ファンにより惜しまれる。カルロスのような声や魂はこの先現れないだろう。僕ら4人は17年間、イル・ディーヴォという素晴らしい旅を共にしてきた。僕らはこの先、大切な友人を恋しく思う。彼の美しいソウルが安らかに眠ることを望み、祈っている」
イル・ディーヴォは今月初めよりUKでクリスマス・ツアーを開始したが、7日、「病により今夜の公演は延期する」と告知したのに続き、3日後には残りの日程の延期を決定。16日にカルロスが入院していると公表した。
病名は明かされていなかったが、UKやスペインのメディアは、彼がマンチェスターの病院に急送され昏睡状態にあると報じていた。
ドイツで誕生し、12歳のときスペインに移住したカルロスは、ミュージカル、オペラなどで活躍後、2003年、プロデューサーのサイモン・コーウェルにより結成されたイル・ディーヴォに加入。これまで10枚のスタジオ・アルバムを発表し、世界を魅了してきた。
サイモン・コーウェルは、「いま僕がどんな気持ちか、言葉にするのは非常に難しい。カルロスが亡くなったなんて、僕は打ちのめされている。彼は人生とパフォーマンスを愛し、常に、ファンに対し感謝していた」との追悼の言葉をあげている。
It is with heavy hearts that we are letting you know that our friend and partner, Carlos Marin, has passed away. He will be missed by his friends, family and fans. There wiIl never be another voice or spirit like Carlos. pic.twitter.com/uyRFjXADF6
— Il Divo (@ildivoofficial) December 19, 2021
For 17 years the four of us have been on this incredible journey of Il Divo together, and we will miss our dear friend. We hope and pray that his beautiful soul will rest in peace. With Love — David, Sebastien and Urs
— Il Divo (@ildivoofficial) December 19, 2021
Ako Suzuki







