ボブ・ディラン、20歳のときのインタビューがアニメに

1962年3月11日、20歳だったボブ・ディランがNYのWBAI 99.5FMで受けたインタビューの音源をもとにしたアニメーションが制作された。
ディランはNYに出てきて、グリニッジ・ヴィレッジのコーヒーハウスで弾き語りを始め、午後2時から6時間半プレイし1ドルとチーズバーガーをもらったことやギターを弾きながらハーモニカーを吹くのに苦労したこと(歯がボロボロになったそうだ)、10代のときカーニバル(移動遊園地)で働いていたときの出来事などを話している。
やや緊張気味(?)で、初々しく、ユーモアにあふれた貴重なこのインタビューは、デビュー・アルバム『Bob Dylan』がリリースされる数日前に行なわれた。彼はここで、「The Death Of Emmett Till」「Standing On The Highway」、ハウリン・ウルフやハンク・ウィリアムズ、ウッディ・ガスリーのカバーなどを演奏したそうだ。
インタビュー内容にそったアニメーションは、アメリカの公共放送サービスPBSが制作した。
Ako Suzuki
前のページへ
1 / 2







