バンドレコーディングも一発でできるTASCAMアナログ16入力&8出力のUSBオーディオインターフェイス「US-16×08」登場
ティアックは、最大24bit/96kHz対応、16入力8出力のUSBオーディオインターフェイス「US-16×08(シックスティーンバイエイト)」をTASCAMブランドより発売した。2014年9月に「US-2×2」(2入力2出力)、「US-4×4」(4入力4出力)とも発表され、注目を集めていた多チャンネル対応モデルがいよいよ登場だ。
「US-16×08」は、アナログ同時16チャンネルのレコーディングが可能。端子は16入力中XLR入力が8系統、TRS入力が8系統で、フロントパネルのIN9/IN10はギターを直接入力できる仕様となっている。ダイナミックマイクからコンデンサーマイクまで高音質を提供する独自のUltra-HDDAマイクプリアンプを8基搭載、大きなレベルに耐える入力仕様もあり、マルチマイクでのドラム録音もなんなくこなせる。残りの8チャンネルにキーボードやアンプシミュレーターを入力すれば、バンドレコーディングも一発というわけだ。

▲フロントパネルにはXLRが8系統とギターにも対応する2系統の入力、リアパネルには残りの6系統の入力、8系統のTRS出力、MIDI端子入出力を配置。電源は付属のACアダプターを使用。ライン出力1-2とヘッドホン出力で、独立したレベル調整が可能なのもポイント。
従来のオーディオインターフェイスになかったかっこいいルックスも特徴の1つ。「US-2×2」「US-4×4」同様、WaldorfやMoogなどのシンセサイザーを手がけてきたドイツ人デザイナー、アクセル・ハートマン氏によるデザインは先進的かつ実用的。左右のサイドパネルにより傾斜がつけられているので、フロントパネルのツマミにアクセスしやすくなっているのもポイントだ。なお、サイドパネルは取り外しできるので、本体ラックマウントも可能だ。
各チャンネルに4バンドEQ(イコライザー)、コンプレッサーを装備したDSPミキサーの搭載は「US-16×08」ならでは。シンプルモデルの「US-2×2」「US-4×4」にはなかったもので、多チャンネルモデルのメリットを生かした柔軟なルーティングにも対応する。
MIDI入出力を備えるほか、iPadなどのiOSデバイスの接続にも対応。さらにSONAR、ProTools、Cubase、Live、Studio One、GarageBandといった主要DAWとの動作検証もされているので、安心して使うことができるオーディオインターフェイスだ。
製品情報
<おもな仕様>
対応サンプリング周波数:44.1k/48k/88.2k/96k Hz
対応量子化ビット数:16/24bit
アナログオーディオ入力:マイク入力 (IN 1-8) XLR、インストゥルメント/ライン入力(IN 9-10) TS/TRS 、ライン入力 (IN 11-16) TS/TRS
アナログオーディオ出力:(LINE OUT 1-8) TRS
ヘッドホン出力:6.3mm(1/4″)ステレオ標準ジャック
コネクタ:MIDI IN/OUT、USB(USB Bタイプ 4ピン、USB2.0 HIGH SPEED)、電源
電源:専用ACアダプター(GPE248-120200-Z)
外形寸法:445(W)×59(H)×219(D)mm
質量:2.8kg
付属品 専用ACアダプター (GPE248-120200-Z)、USBケーブル、六角レンチ、ラックマウントアングル、ラックマントアングル取り付け用ネジ、取扱説明書、保証書
◆US-16×08
価格:オープン(市場想定価格 税込42,000円前後)
関連リンク
◆US-16×08 製品詳細ページ
◆TASCAM
◆TASCAMからUSBオーディオ/MIDIインターフェース3モデルが新登場
◆BARKS タスカムチャンネル
◆BARKS 楽器チャンネル
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