【第45回グラミー賞】ノラ・ジョーンズ、自分の音楽が“ポピュラー”と思われたことに驚き
Norah Jonesの快進撃は、ヒット曲「Dont’t Know Why」のパフォーマンスに続いて、Tony Bennettと俳優のJoe Pantoliano(『The Matrix』『The Sopranos』)から賞を受けとったときに始まった。23歳のシンガー・ソングライターにとって、これがとてつもなくビッグな夜の始まりになるとは、ほとんどの人が思わなかっただろう。
最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバムで1つめのグラミーを受賞したJonesは、観客に向かってこう話した。
「ワオ……自分の作った音楽がポピュラー・ミュージックだって受け止められるなんて思ってもみなかった。だから驚いてるわ。どうもありがとう」
その後、5部門で受賞が続いただけでなく、アルバム『Come Away With Me』とシングル「Don’t Know Why」はさらに3つの賞を獲得した。賞を総なめしたJonesは、式の後にこう語っている。
「驚きよ。キャリアの点では、これがたぶん、私にとって最大のものになるでしょうね。こんなレコードがまた出来るなんて期待していないわ。こんなことがあるなんて。クレイジーよね。エキサイトするけど、毎日あることじゃないってことは分かってるわ」
Jonesはこの夜のあいだ、自分の成功について考えるよりも、周りのことに集中したかったと付け加えている。
「全てが終わったら、もっと意味のあるものになるでしょうね。今夜はすごい人達のパフォーマンスを見たんですもの。素晴しいショウだったと思うわ。観客の中には私のアイドルが何人もいたのよ。それだけでも私には意味があるわ」
賞のトロフィーをどこに飾るか訊かれると、Jonesはこう答えた。「わからないわ。まず引っ越さないと。もう一軒アパートが必要ね」
【第45回グラミー賞 各部門の受賞者リスト】
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