【速レポ】<SATANIC CARNIVAL 2026>SHANKが翻弄する堪らない一時「またここに立てるように精進します」

2026.06.07 22:10

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いよいよ今年の<SATANIC CARNIVAL>も大詰め、SATAN STAGEへ登場したのは皆勤賞に近いほど出演も重ね、<SATANIC CARNIVAL>の顔役のひとつとも言っていい存在であるSHANKだ。熱情は胸の内に潜め、ナチュナルなスタンスは崩さない。SHANKはSHANKとでも言うべきか、Mad Caddiesの「Backyard」が降り注ぐ中、いつもの歩幅で登場し、足元を確かめる。その姿は本当に頼もしく、余計な言葉は挟まず、第一声は口火を切る「Surface」だったのもいい。むき出しなサウンドがガツンと届けてくれる。

そこから瞬時に「Good Night Darling」へ移行し、改めて「SHANK、始めます!」と庵原将平(Vo, B) が宣言して曲へ突入していったのだが、この切り替わり方が何度も味わいたくなるほど秀逸。奥深い松崎兵太(G, Cho)のギターリフ、早川尚希(Dr, Cho)が叩き出す小回りも効く重戦車的ビート、芯の太さとしなやかさを兼ね備えた庵原の歌声と心地よいベースライン、それぞれが渾然一体となった塊も凄まじいし、落とすところはしっかり落として、再び駆け上がるクライマックスも抜群だ。序盤からバンドが持つ力を見せつけてくれる。

もっと目覚めろ、とでも言うのか、「おはよう!」と庵原が声を上げ、ガツガツとSATAN STAGEを埋め尽くすオーディエンスを踊らせまくったのが「Life is…」だったが、フロアで決まりきったスタイルが広がってないのがまたいい。座って腕を振ることだって立派なダンス。型にはまらないSHANKのスタンスがそのまま投影されているようにも感じた光景だった。

あっという間の3曲を経て、フックアップしてくれる<SATANIC CARNIVAL>に感謝の弁を述べつつ、ユーモアを交えながら昨年のケータリングにちょっとした苦情も出しつつ(笑)、「誰ひとり、悲しい想いをせずに帰れることを祈ってます」と庵原がオーディエンスに伝える。言うべきことは言うのもSHANKが支持される理由のひとつであろう。

3人がまっすぐに音を飛ばしながら、耳に残る細やかなフレーズも印象的な「Set the fire」、庵原の歌い出しに合わせてオーディエンスによる大きなクラップも起こり、皆々がそれぞれのスカを踏みまくった色っぽい「620」と続け、早川のパンチ力を存分に食らわされた「Hope」から心地よいけたたましさと包容力のあるメロディーとのマッチングが絶妙な「Extreme」と中盤戦に入っても揺るぎない流れで多様なナンバーを披露。有無を言わさず、曲と音による納得度の高さは流石だ。

浮遊感に浸りながら拳をギュッと強く握りしめたくなる「Drag me down」を深く響かせてから「Departure」をドロップし、そこからシームレスに繋いだ「Two sweet coffees a day」はフロアをさらに沸かせた1曲。オーディエンスは始まるやいなや、待ってましたとクラップを起こし、ダイバーも延々と飛び交っていく。曲の中で様々な濃淡を味わえた「Cheap Rad Wine」で気持ちよく聴き手を翻弄する感じもたまらなかった。

「またここに立てるように精進します」と庵原が語り、ライヴは終盤戦へ。音源とはまた違うニュアンスで鳴らす「Midnight Grow」がここに位置しているのもまたニクいところ。深い夜に沈み込むようなニュアンスから縦に揺らすアプローチへ変化。生命体のようにフロアを飲み込む力もある。ライヴでしか味わえない特別感に酔いしれたところ、喋りすぎて持ち時間がギリギリということで急遽「submarine」をドロップ。サラッと切り替え、駆け抜けるエンディング。そんな様子もSHANKらしいところ。その揺るがなさも嬉しかった。

文◎ヤコウリュウジ
撮影◎半田安政/ゼンタ

◆BARKS内<SATANIC CARNIVAL 2026>特集

@satanic_ent

【Real Time Recap Movie】 DAY 2 SATAN STAGE SHANK #サタニック

♬ オリジナル楽曲 – satanic_ent – satanic_ent

◾️セットリスト(SATAN STAGE)
01​. Surface
02​. Good Night Darling
03​. Life is…
04​. Set the fire
05​. 620
06​. Hope
07​. Extreme
08​. Drag me down
09​. Departure
10​. Two sweet coffees a day
11​. Cheap Rad Wine
12​. Midnight Grow
13. submarine

 

■<SATANIC CARNIVAL ’26>
6月6日(土) 千葉・幕張メッセ国際展示場1-3ホール
6月7日(日) 千葉・幕張メッセ国際展示場1-3ホール
◯物販 / FOOD AREA:open9:00
◯ライブ観覧エリア:open10:00|start11:00 ※予定
▼6月6日(土)出演者
10-FEET / バックドロップシンデレラ / FC FiVE / Fear, and Loathing in Las Vegas / FOMARE / ハルカミライ / HERO COMPLEX / HEY-SMITH / Ken Yokoyama / Maki / MAYSON’s PARTY / MONGOL800 / サバシスター / SCAFULL KING / SHADOWS / SPARK!!SOUND!!SHOW!! / Suspended 4th / ヤバイTシャツ屋さん / 山嵐 / [OA] カライドスコープ
▼6月7日(日)出演者
04 Limited Sazabys / Age Factory / dustbox / ENTH / 花冷え。 / HIKAGE / Knosis / マキシマム ザ ホルモン / OVER ARM THROW / Paledusk / ROTTENGRAFFTY / SHANK / SHE’ll SLEEP / SiM / 四星球 / THE FOREVER YOUNG / 打首獄門同好会 / View From The Soyuz / w.o.d. / [OA] Launcher No.8 

 

関連サイト
◆BARKS内<SATANIC CARNIVAL 2026>特集
◆<SATANIC CARNIVAL> オフィシャルサイト
◆PIZZA OF DEATH オフィシャルサイト