【速レポ】<SATANIC CARNIVAL 2026>、04 Limited Sazabysが鳴らしたパンクバンドの矜持「誰かの人生を救ったり、変えたりしたい」

2026.06.07 20:50

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「準備できてんの? 一緒に行けんの? 04 Limited Sazabys始めます!」

GEN (Vo, B)のそんな言葉から演奏を始めたフォーリミこと04 Limited Sazabysを迎えたのは、オーディエンスのシンガロングとアツいハンドクラップだった。1曲目は「Milestone」。GENが伸びのあるハイトーンボイスで歌うエモいともノスタルジックとも言えるメロディーが、メンバーが重ねるハーモニーとともに胸に染みる。そこからRYU-TA(G, Cho)がオーディンスと掛け合いながら声を上げ、なだれこんだ「fiction」以降、この日、フォーリミがほぼノンストップで繋げ、シンガロングに加え、オーディエンスに終始、ダイヴさせ、サークルモッシュを作らせ続けたのは、フォーリミのメロディックパンクの王道と言える全10曲だった。

音楽性という意味では、実はパンクの一言にとどまらない多種多様なバンドが出演している<SATANIC CARANIVAL>において、これぞメロディックパンクと言えるライブを見せてくれるフォーリミの存在は、むしろ珍しいんじゃないか。駆け抜けるように一気に披露した前半戦の4曲におけるSATAN STAGEの盛り上がりを見て、そんなことを改めて思いながら、それは初年度から毎年、<SATANIC CARANIVAL>に呼ばれ、ライブシーンの猛者達と鎬を削る中で明確になってきた感覚なんじゃないかと、なぜメロディックパンクを演奏し続けるのか語るGENのMCを聴いているうちに想像が膨らんだ。

「サタニックに愛し愛された男達です。ここに帰ってこられたことを誇りに思います。僕らも中堅ぐらいになった感じがありますが、いつまでもサタニックに呼ばれる存在であり続けたい。僕らの活動の指針になっています。いろいろなイベントに出演させてもらっている中で自分たちの居場所はここだと毎回確認させてもらってます。ありがとうございます。ポケットに拳や中指を隠している隠れパンクスも集まっているんでしょ? 思いっきりパンクしましょう!」──GEN

後半戦も「message」「climb」と2ビートのメロディックパンクを繋げていき、前半同様、SATAN STAGEを存分に揺らしていく。「Grasshopper」では曲のオープニングとエンディングでGENがバラード風に歌い上げ、せつない曲調とともに2ビートだけに頼らないバンドのスケールも見せつけたが、<SATANIC CARANIVAL>に出演し続けるパンクバンドの矜持を語ってからのラストスパートは、オーディエンスのシンガロングとともになだれこんだ「Buster call」からやはり2ビートのメロディックパンクナンバーで駆け抜けていった。ラストスパートを掛ける前にGENが語った言葉を記しておく。

「バイト明けの(サタニックからの出演オファーの)留守電から人生が変わった。同じように誰かの人生を救ったり、変えたりしたい。そっちで見ているバンドマンもサタニックに出て、人生を変えたらいいと思う。SATAN STAGEに出演するバンドも循環していかないと。新たなゲームチェンジャーがどんどん続いて、このシーンが活性化していくことを願ってます。僕は一番最初に好きになったパンクが刺さったまま抜けないし、バンドも音楽もいろいろなスタイルがあるけど、バンドっていう非効率なアナログなスタイルが一番カッコよくて好きです。いつだって一番最初に捕まえたポケモンをレベル上げし続ける、そんな男になります。いろいろなカッコいいがある中、続けることが一番カッコいい。このイベントも気づけば13年やってますけど、シーンを活性化させ、新たなバンドを生む大切な装置になっていると思うので、このイベントをみんなで一緒に守っていきましょう!」──GEN

KOUHEI(Dr, Cho)を囲むようにRYU-TA、GEN、HIROKAZ(G)がジャンプして、エンディングをキメめた「Buster call」から繋げたのはフォーリミのメロディックパンクの進化形なんて言ってみたい「magnet」。胸を焦がすメロディーとともにGENが歌う言葉は、ライブで披露すると、オーディエンスとの再会の約束に聴こえる。

ラストナンバーとして、これほどふさわしい選曲はなかった。そんな感慨に浸ろうとした瞬間、ステージの4人は50秒足らずのメロディックパンクナンバー「Remember」をだだだっと駆け抜けるように繋げ、自他共に認めるパンクバンドの矜持を見せつけ、ステージを後にしたのだった。

文◎山口智男
撮影◎岸田哲平/ゼンタ

◆BARKS内<SATANIC CARNIVAL 2026>特集

@satanic_ent

【Real Time Recap Movie】 DAY 2 SATAN STAGE 04 Limited Sazabys @04 Limited Sazabys #サタニック

♬ オリジナル楽曲 – satanic_ent – satanic_ent

◾️セットリスト(SATAN STAGE)
0​1​.Milestone
0​2​.fiction
0​3​.fade
0​4​.monolith
0​5​.message
0​6​.climb
0​7​.Grasshopper
0​8​.Buster call
0​9​.magnet
10​.Remember

 

■<SATANIC CARNIVAL ’26>
6月6日(土) 千葉・幕張メッセ国際展示場1-3ホール
6月7日(日) 千葉・幕張メッセ国際展示場1-3ホール
◯物販 / FOOD AREA:open9:00
◯ライブ観覧エリア:open10:00|start11:00 ※予定
▼6月6日(土)出演者
10-FEET / バックドロップシンデレラ / FC FiVE / Fear, and Loathing in Las Vegas / FOMARE / ハルカミライ / HERO COMPLEX / HEY-SMITH / Ken Yokoyama / Maki / MAYSON’s PARTY / MONGOL800 / サバシスター / SCAFULL KING / SHADOWS / SPARK!!SOUND!!SHOW!! / Suspended 4th / ヤバイTシャツ屋さん / 山嵐 / [OA] カライドスコープ
▼6月7日(日)出演者
04 Limited Sazabys / Age Factory / dustbox / ENTH / 花冷え。 / HIKAGE / Knosis / マキシマム ザ ホルモン / OVER ARM THROW / Paledusk / ROTTENGRAFFTY / SHANK / SHE’ll SLEEP / SiM / 四星球 / THE FOREVER YOUNG / 打首獄門同好会 / View From The Soyuz / w.o.d. / [OA] Launcher No.8 

 

関連サイト
◆BARKS内<SATANIC CARNIVAL 2026>特集
◆<SATANIC CARNIVAL> オフィシャルサイト
◆PIZZA OF DEATH オフィシャルサイト