【速レポ】<SATANIC CARNIVAL 2026>MAYSON’s PARTY、晴れやかな音で切り拓く未来「あなたの人生の光でありますように」

2026.06.06 14:55

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テーマパークのアナウンスを想起させるSEが、EVIL STAGEに響き渡る。そこにすぐさま現れた7人の名前は、MAYSON’s PARTYだ。

<SATANIC CARNIVAL>初出演を果たした彼らは、バンドのスローガンたる“PARTY4YOU”に託された“聴いてくれているあなたのためのPARTYをし続けたい”という思いを隅々まで染み込ませた晴れやかな演奏によって、至極のエンターテイメントを手渡してくれた。

その一寸の曇りもない願いは、「<SATANIC CARNIVAL>、ひとつになろうぜ!」と開幕を飾った「ONE」から克明に示されていたものだ。挨拶代わりにSAKI(Vo, Tp)とMOE(Tr)、PON(T.Sax)が、高らかな3管の音色を無数の人差指が掲げられたフロアへ届けていく。

MIKI(Vo, G)とAYATOMO(Vo, G)が背中合わせでギターを弾き倒したかと思えば、PONとTSUKASA(B, Cho)は額を突き合わせ、互いに発破をかけ合っていく。そこかしこでメンバー同士がわちゃわちゃと戯れることで生成したエネルギー。それを、「Yummy Yummy」を満たす明朗快活なメロディーで、あるいは「Ocean」で提示された性格の異なるトリプルボーカルのマイクリレーでぶちまけていくのが、彼らの筆遣いなのだろう。

とはいえ、MAYSON’s PARTYは底抜けに明るいだけの楽団ではない。そもそも彼らは、AYATOMOとMIKI、YANOK(Dr, Cho)の3人が前身バンドの解散を機に、人生のラストベットとしてスタートさせた集団であり、2018年の結成以来、平坦な道をスイスイと進んできたわけではなかった。むしろ、全てがリセットされるような状況に直面しながらも、愚直に鍛錬を重ねてきた結果、“スカパンクの新星”という枕詞を飛び越え、シーンの一端を担うキーマンとしての地位を掴み取ってきたと言える。

それゆえ確かな実感を持って轟いたのが、AYATOMOが「ずっと出たかったSATANIC CARNIVAL。俺らは何度でも挑戦をし続ける!」と宣言した「TRY and TRY」から、「Let me go」「ハッピーエンド」の3連発だ。

ビブラートを随所に織り混ぜたSAKIの歌唱が逞しく響き、「やろうぜ!」とYANOKによるタムの連打から突入した「Let me go」では、AYATOMOとMIKIの咆哮が矢継ぎ早に耳朶を打つ。AYATOMOが「今日は日本全国のライブバンドが集結している日だから、目一杯楽しんでくれ!」とアジテートしていたことを思えば、この日は7人にとってひとつの到達点であると同時に、屈強なロックバンドたちと渡り合うための時間のはず。

その証拠に、言葉を重ねるごとに熱量を増していく3人の歌声が、“何度だって挑戦し、進み続けていきたい”という覚悟をたっぷりと滲ませていく。「真ん中から分かれろー!」と客席を真っ二つに割ったところで、SAKIが口にしたこんな言葉は彼らのトライアンドエラーの源泉を教えてくれたように思う。

「SATANもDEVILもびっくりするくらい、地獄の底から幸せな気持ちをぶつけてくれ!」

そう、彼らはディストピアだろうと、目の前に地獄が広がっていようと、祝祭に備わったポジティブな感情の種を忘れないのである。「今の自分を越えようぜ!」というSAKIの一声を経て、“いつでも君次第”と歌い上げられた「ハッピーエンド」の最終ラインは、自らの手で理想的な景色を手繰り寄せてきたMAYSON’s PARTYの生き様を具象化していた。

クライマックスに急遽「You Found Your Way」をねじ込み、“己の人生を己で切り開け”というメッセージを最後の一音まで刻みつけたMAYSON’s PARTY。ライブ終盤、AYATOMOが口にした「SATANIC CARNIVALという1日が、MAYSON’s PARTYが、あなたの人生の光でありますように」という祈りは、確かに現実になる。そう確信させられる7人の<SATANIC CARNIVAL>デビュー戦だった。

文◎横堀つばさ
撮影◎スズキ コウヘイ

◆BARKS内<SATANIC CARNIVAL 2026>特集

@satanic_ent

【Real Time Recap Movie】 DAY 1 EVIL STAGE MAYSON’s PARTY @MAYSON’s PARTY #サタニック

♬ オリジナル楽曲 – satanic_ent – satanic_ent

◾️セットリスト(EVIL STAGE)
01.ONE
02.Yummy Yummy
03.Ocean
04.BAM BAM BAM BOOM
05.TRY and TRY
06.Let me go
07.ハッピーエンド
08.Apple Orange Banana(A.O.B)
09.Whiskey Boy
10.SUNSHINE
11.You Found Your Way

 

■<SATANIC CARNIVAL ’26>
6月6日(土) 千葉・幕張メッセ国際展示場1-3ホール
6月7日(日) 千葉・幕張メッセ国際展示場1-3ホール
◯物販 / FOOD AREA:open9:00
◯ライブ観覧エリア:open10:00|start11:00 ※予定
▼6月6日(土)出演者
10-FEET / バックドロップシンデレラ / FC FiVE / Fear, and Loathing in Las Vegas / FOMARE / ハルカミライ / HERO COMPLEX / HEY-SMITH / Ken Yokoyama / Maki / MAYSON’s PARTY / MONGOL800 / サバシスター / SCAFULL KING / SHADOWS / SPARK!!SOUND!!SHOW!! / Suspended 4th / ヤバイTシャツ屋さん / 山嵐 / [OA] カライドスコープ
▼6月7日(日)出演者
04 Limited Sazabys / Age Factory / dustbox / ENTH / 花冷え。 / HIKAGE / Knosis / マキシマム ザ ホルモン / OVER ARM THROW / Paledusk / ROTTENGRAFFTY / SHANK / SHE’ll SLEEP / SiM / 四星球 / THE FOREVER YOUNG / 打首獄門同好会 / View From The Soyuz / w.o.d. / [OA] Launcher No.8 

 

関連サイト
◆BARKS内<SATANIC CARNIVAL 2026>特集
◆<SATANIC CARNIVAL> オフィシャルサイト
◆PIZZA OF DEATH オフィシャルサイト