【会見レポート】『第76回NHK紅白歌合戦』初出場アーティスト意気込み

2025.11.14 19:30

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2025年12月31日午後7時20分より放送される『第76回NHK紅白歌合戦』。今回初出場となったアーティストの、記者会見の模様をお届けする。

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◼︎&TEAM

──この知らせはどうお聞きになりましたか?

HARUA:本日朝ごろに会社のスタッフさんを通してお話を聞いたんですけど、僕たち&TEAM自身も突然の出来事で信じられてない気持ちがあるので、本当にまだ実感が湧かない。この舞台に立って、ちょっとずつ実感が湧いてきました。

──メンバー同士ではどう喜びあったのでしょうか。

MAKI:ついこの間、結成三周年を迎えて四年目なんですけど、本当に『紅白歌合戦』に出場することが夢で、ひとつの目標にしてみんなで頑張ってきたので全員でめちゃくちゃ喜びました。大声あげました。「よっしゃー!」ってガッツポーズで。

──初の『紅白』。楽しみにしていることはありますか?

YUMA:『紅白』はコラボも色々あるので、&TEAMもコラボしてみたり、個人的にはけん玉チャレンジにも出場できたらと思います。

──どんなステージを見せたい?

K:先月韓国デビューをさせていただき、日本に帰ってきてこのような嬉しい報告をいただきました。いろんなところで公演してたくさん学ぶこともありましたので、『紅白歌合戦』で披露できたらと思います。

EJ:初めてのアジアツアーをして、いろんなエネルギーをもらってきましたので、そのエネルギーを『紅白歌合戦』でお見せできるよう頑張りたいと思います。

──Kさんは、『紅白歌合戦』の司会・今田美桜さんと久々の再会となります。

K:『世界陸上』でご一緒させていただいたので、まさかこのような形で再び共演させていただけるのはとても光栄に思います。

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◼︎アイナ・ジ・エンド

──出場決定のお気持ちを。

アイナ・ジ・エンド:BiSHで一度出させていただいたとき、緊張のあまり歌詞を噛んでしまったのがずっと悔しかったんですよ。今回ソロで呼んでいただけてめちゃくちゃ嬉しい反面、絶対にやり切るぞと思いました。

──ソロとはやはり違う?

アイナ:やっぱり仲間がいたので、始まる前にみんなで円陣したり。ひとりだとそういうのがなかったんですけど、最近ツアーを回って、バンドメンバーやダンサーと心をひとつにできつつあるので、きっとグループのときよりも強くなれている気がします。

──楽しみにしていることは?

アイナ:私はいま侍みたいな心でここに立っていて。アイナ・ジ・エンドというちょっとおかしな名前をつけて10年経つんですけど、真面目に歌を歌っているんだよということを必死こいて伝えていこうかなと思います。

──ソロになってどうやって気合いを入れている?

アイナ:私の円陣もあります。(と言って気合い入れを披露)

──特徴的な声は、当初、王道とは思われていなかったと思いますが、ソロでここまで辿り着いたことについてどんな感慨をお持ちですか。

アイナ:出会ったすべての方に感謝だな、と思う日々です。ロックを教えてくれたサウンドプロデューサー、ソロで歌っていいんだよと言ってくれたエイベックスの人、一緒に音を紡いでくれているバンドメンバー、振り付けを一緒に考えてくれるダンサー、ひとりひとりに心からの感謝で、みんなのおかげで私はいまアイナ・ジ・エンドとして生き様をそのまま歌えているので、もう自分のハスキーな声にコンプレックスはないです。

──『紅白』では、特にどなたに想いを届けたいですか。

アイナ:『紅白』はやっぱりおじいちゃんやおばあちゃん、家族が一番喜んでくれる。きっとテレビの向こうで応援してくれる気がするので、家族、そしてずっと支えてくれているファンの方に愛を伝えたいと思います

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◼︎幾田りら

──YOASOBIではなくソロでの出場となりました。心境の違いは?

幾田りら:この一年ソロとして楽曲もたくさんリリースさせていただいて、多くの方に聴いていただけました。一年頑張ってきたことがこういった形で、大晦日に一年を締めくくる『紅白歌合戦』に出場できるのは本当に嬉しいです。これまでYOASOBIでも出場させていただきまして、1人で出る時と2人で出る時では緊張の仕方も違うと思いますし、1人でもしっかり自分が積み重ねてきたものをステージ上で披露できるよう頑張りたいと思います。

──2025年、どんな一年だった?

幾田りら:たくさん楽曲を作ってリリースしてきた一年でしたし、海外のアーティストのみなさんとコラボさせていただいたりとか、グローバルのファッションのアンバサダーをさせていただいたり、本当にグローバルにいろんなことをチャレンジさせていただけた一年になったかなと思います。

──来年の野望も教えてください。

幾田りら:今年以上に貪欲に音楽的なチャレンジもしっかりしていきながら、ひとつひとつのことに真摯に向き合って音楽を作り、楽しんで過ごしていけたらいいなと思います。

──今年の『紅白』ではどんなパフォーマンスをしたい?

幾田りら:どんなステージになるかは未知数なんですが、一年の締めくくりなのでテレビの前で見てくださっているみなさんの希望になれるようなやさしい、強い歌を歌えたらと思います。

──『紅白』出場の際に楽しみにしていることは?

幾田りら:たくさんのアーティストの皆さんがいらっしゃるので、そのみなさんとの交流や、なかなかこんなに一斉に集まって一緒に過ごさせていただくというのは『紅白』でしか味わえないものなので、それは毎年すごく楽しみにしています。

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◼︎CANDY TUNE

──どのようにこの知らせをお聞きになりましたか。

村川緋杏:今日の朝、事務所に呼び出されまして、この後『紅白』の会見ですと言われ。泣いちゃったりしたんですけど、無事ここにやってこれました。

──みなさん、どうやって気持ちを爆発させたのでしょうか。

村川緋杏:本当に、試合に負けたんじゃないかってくらいの咽び泣きで(笑)。みんなは笑ってくれたので、それで場が和みました(笑)。

──楽しみにしていることは?

立花琴未:ずーっと家族で毎年楽しみにしていたので、CANDY TUNEらしいフレッシュなところをお届けできるんだ、というところにワクワクしていますし、それがすごく楽しみです。

──楽しみはどれくらいでしょうか!?

立花琴未:倍の倍の倍すぎて! 今までにないくらいのCANDY TUNE集大成の倍倍を届けたいと思います。

──KAWAII LAB.からは2組の出場となりました。FRUITS ZIPPERのみなさんとは何か会話は?

村川緋杏:FRUITS ZIPPER姉さんが去年出られなくて悔しいとおっしゃっていたので、今年出場が決まって、私たちもファンでもあるので、それによっておめでとうという気持ちでさらに泣きまして。その気持ちも込めて、おめでとうございますと伝えることができましたし、FRUITS ZIPPER姉さんに私たちの出場を伝えたときに「一年間頑張ってきたよね」と褒めていただけて。すごい楽しみな『紅白』になっています。

──KAWAII LAB.としてどういうステージにしたいか教えてください。

村川緋杏:私たちは「原宿から世界へ」を目指しているので、まずは日本を、そして日本の大晦日をいっぱいいっぱい盛り上げて、これからも世界に羽ばたいていけるよう、かわいさを可愛さをいっぱい広げさせていただけたらと思います。

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◼︎ちゃんみな

──今年一年振り返っていかがですか。

ちゃんみな:変化という言葉が一番似合う一年だった。今年は新しいことにもたくさん挑戦しましたし、未知なこともたくさんあったので、手探りながらも、いまいまを本気で歩んできた一年だったと思います。

──『紅白』ではどんなステージを?

ちゃんみな:私の人生においても、見てくださる皆さま、そしてずっと応援してくださっているみなさまの記憶に爪痕を残せるように、いつも通り本気でステージに挑ませていただきたいなと思います。

──HANAと一緒に初出場できた喜びはいかがですか。

ちゃんみな:本当に本当に幸せです。やっぱり頑張って育てたし、みんなも頑張って育った努力の結晶で。みんなまっすぐな目をしてしっかり追いかけてきて、しっかり音楽に向き合った子たちが、こうやって伝統のあるステージに一緒に立たせていただけるなんて、私にとっても意味があることですし、彼女たちにとって素晴らしい1日になるといいなといまから願っております。

──メンバーを決めた1月、この景色が待ってるとは思っていましたか?

ちゃんみな:思っていませんでした。そのときは、“いま”に必死だったので。ぜひ大きく咲いて欲しいとは思っていたのですが、こんなに早く大きく咲くとは思っておらずでして、自分のことより嬉しいと思います。

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◼︎HANA

──どのようなタイミングで聞いて、どんな反応をしたのか教えてください。

CHIKA:今日の朝知ったんですが、私は泣きました。何人か泣いた子もいるし、自分たちの夢でもあったので、本当に嬉しいって感じです。

──ちゃんみなさんとは何か会話は交わされましたか?

CHIKA:裏で先ほどお会いして、また泣きました。ほんとに支えられてきていますので、ちゃんみなさんもSKY-HIさんも、スタッフのみなさんに支えられてここに立てていると思っているので本当に感謝しています。ありがとうございます。

──この一年はどんな一年でしたか。

MOMOKA:本当にあっという間という言葉が適していると思います。日々知らないことばかりで学ぶこともたくさん。ライブを通してパフォーマンスの楽しさに改めて気づいたり、素敵な一年だったなと思います。

──『紅白』ではどんな方々に感謝を伝えたい?

KOHARU:身近に支えてくださっている方がたくさんいて。マネージャーの方々、舞台の演出をしてくださる方、ちゃんみなさん、SK-HIさん、家族、そしてやっぱり応援してくれるHONEYs(ファンネーム)の皆さん、そんな方々にお礼を伝えたいです。

──ちゃんみなさんと一緒に歌いたい、などといった思いもありますか?

CHIKA:もちろん歌いたいというのはあるんですけど、まだ今日知ったばかりで何の整理もついてないので、今後どういうふうに自分たちがパフォーマンスしていくかはたくさん考えていきたいなと思います。

──どういうところを見せていきたい?

NAOKO:7人のモットーにしているのは人間味だったり、地に足をつけて生きるというところ。アーティストになっても“人間”ということを忘れず生きようというのは最初からあるんですが、生きているとしんどいことも辛いこともあるし、勇気を出さなけれないけないけど一歩踏み出すのが重たいことだったりとか、マイナスなこともあるんですけど、それを私たちは7人7通りの方法で、いろんな救い方で“みんなで生きていく”ということをしっかりパフォーマンスで届けたいなと思います。

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◼︎ハンバート ハンバート

──初出場、お気持ちはいかがでしょう。

佐野遊穂:まだ信じられないような。あとで思い出してもほんとだったのかなという気持ちになるのかもしれません。

──出場の知らせはいつお聞きになって、2人でどのようなお話をされたのですか。

佐野遊穂:今日の朝にマネージャーから電話を受けまして。何となくそんなこともあるかもしれない……という巷の噂では聞いていまして。

佐藤良成:NHK連続テレビ小説『ばけばけ』の放送が始まると、会う人会う人に『紅白』出るの?って言われたり。そんなにみんなにいわれるのなら、本当に出ることもあり得るのかなと思い始めた。

──『ばけばけ』が始まってから生活も激変?

佐藤良成:いや、それほどでもないです。ただ、『ばけばけ』で朝の楽しみが増えました。

佐野遊穂:生活にリズムができました。

──『紅白』で楽しみにしていることは?

佐藤良成:やはり、けん玉と三山ひろしさんを楽しみにしています。

佐野遊穂:けん玉を持参しようと思ってます。

佐藤良成:ダメだよ、出ない出ない(笑)!

──朝ドラの主題歌ということで、トキさんヘブンさんなど来ていただけたらいいなと思っているんですが。

佐野遊穂:2人でいるより、仲間たちがいれば心強いなと。

佐藤良成:(阿佐ヶ谷姉妹の)江里子さんと美穂さんも来てくれたら心強いですね。

──ご夫婦で『紅白』に出られる方は少ないのかなと思いますが、どういう感覚でしょうか。

佐藤良成:留守にしないといけないので、留守宅を空き巣に狙われないように(笑)。友達に子ども達と一緒に留守を頼みます。

──お子様に報告は? どういうステージを見せたい?

佐野遊穂:まだです。結構、子どもは厳しいですからね(笑)。けちょんけちょんに言われないよう頑張りたいと思います。

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◼︎FRUITS ZIPPER

──どこでどのように発表を聞きましたか?

真中まな:今朝みんなで事務所に行ったときに伺ったんですが、先にCANDY TUNEが会場に入っていて、私たちが後から入る形でCANDY TUNEの出演をききました。CANDY TUNEが楽屋に座っていてすごく嬉しい気持ちだったのと、CANDY TUNEのメンバーが自分たちの出演を知った際に「ふるっぱー姉さんはどうだったんですか」とマネジャーさんに聞いてくださったと聞いて、うるうるして泣きました。

鎮西寿々歌:ほとんどのメンバーが号泣していて、プロデューサーの木村美沙さんも一緒に発表を聞いてくださっていました。いつも支えてくださってたスタッフさんと同じタイミングで知ることができて、本当に嬉しかったです。

──昨年はほぼほぼ出るんじゃないかと言われていた中で悔しい思いをしたんじゃないかと。そこから一丸となって頑張ってきたと思うんですけど、特にどのようなことを頑張ってきましたか?

真中まな:できることは全てと言っていいほど、今年の頭から“Road to 紅白”という目標を掲げて一年間頑張ってきたので、いただいたお仕事全てが年末につながると信じて全力でやってきました。

──KAWAII LAB.の姉さんとして、別グループとしてどういった違いを見せていきたいでしょうか。

鎮西寿々歌:姉さんなんですけど私たちも初出場ということで初めての気持ちで挑みたいんですけど、KAWAII LAB.は4グループそれぞれの“KAWAII”をコンセプトに活動させていただいています。私たちは“NEW KAWAII”を発信していて、CANDY TUNEはパワフルで元気な部分を発信していて、楽曲もそれぞれ全然違うのでKAWAIIってこんなにいっぱいあるんだなって、新しいKAWAIIを発見してもらえるきっかけになれたらいいなと思います。

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◼︎M!LK

──今日のビジュはいかがでしょうか!

全員:あれ、今日ビジュイイじゃん!

──10周年のこの年に『紅白』出場となりました。

佐野勇斗:今年の3月に「イイじゃん」をリリースして、そこからというもの、ずっと夢見ていた音楽番組や夢のような一年でした。毎週深夜メンバーとスタッフさんで会議をした理とか、そういったひとつひとつが身を結んだ気がしていてとても嬉しく思っております。まだまだこれから気を引き締めて、みなさんを楽しませられるグループになれたらと思います。

──『紅白』の知らせはどのように受け取りましたか?

吉田仁人:会社のM!LKをサポートしてくれている方からのビデオメッセージをいただきまして。びっくりしましたね。ここに来てようやくちゃんと実感が出てきましたが、放心状態になっていましたね。

──どんな風に楽しみたいですか?

塩﨑太智:いろんな方にミルクの曲を届けたいという気持ちもありますけど、体で「シャーーーー!」って感じて楽しみたいなと思います。思いっきり全力で踊りたい。「今日ビジュイイじゃーーーーん!」みたいな。

──佐野さんは連続テレビ小説『おむすび』の出演者としてステージに立ったこともありますが、改めて歌手としてステージに立つことの思いはいかがでしょうか。

佐野勇斗:昨年NHKホールの舞台に立たせていただいて、『おむすび』を盛り上げるために呼んでいただいたのはわかってるんですけど、「次は五人で」という願掛けでさりげなくM!LKポーズをやったんですね。まさかこんなに早くそれを叶えられる日が来るとはという思いで、気持ちが高まっていますし、それでいうとメンバーに言いたいんだけど、俺、先輩だから。

一同:えぇ!?

佐野勇斗:僕はまあ去年お呼ばれしてるから俺についてきなって感じではあるけど。

──今の気持ちを「○○イイじゃん」で例えてください。

曽野舜太:いまの気持ち、「夢みたいじゃーん」!

──ちなみに、誰の“イイじゃん”ポーズ見たいですか?

佐野勇斗:司会の綾瀬はるかさん。綾瀬さんは以前共演させていただいきましたし、M!LKのことも応援してくださっているので。

──今年一年自分たちを“イイじゃん”と褒めてあげるとすると?

山中柔太朗:「イイじゃん」が出た後くらいから、会議をしていたんですね。そういうことの結果が出たなということを感じています。

◆『第76回NHK紅白歌合戦』オフィシャルサイト