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J-ブーグ、リル・フィズ、ラズ-Bの3人が約5年前にグループを結成し、約3年前にクリス・ストークス(デスティニーズ・チャイルド、デブラ・モーガン、シャニースなどを手がけたプロデューサー/マネージャー)の紹介によりオマリオンが加入し、現在の4人となった。4人とも1985年生まれの16歳。J-ブーグはIMx(旧イマチュア)のメンバー=バットマンの従弟、ラズ・Bは前述のクリス・ストークスの従弟、そしてオマリオンはマクドナルド、ケロッグのコマーシャルに出演経験があるなど、新人とはいえメンバーの経歴は既にこの世界で通用するものだった。

90年代始めに同じく10代でデビューし、人気グループとなったIMx(当時はイマチュア)と、IMxを手がけたクリス・ストークスの手によりヴォーカルとダンスをじっくりと鍛えられた後、2000年4月にLAで開催された新人向けオーディションに出場。その才能を見抜いたA&Rがすぐにニューヨークの本社オフィスにB2Kを連れていき、居並ぶ社長、重役たちの前でパフォーマンスを披露。その素晴らしさにその場で契約をもぎとった。

デビュー前の2001年夏に、約2ヶ月半、リル・バウ・ワウのオープニング・アクトとしてツアーに同行し、リル・バウ・ワウのビデオ「ゲットー・ガールズ」にカメオ出演。その後もデビュー前ながらMTV, BET, ソウル・トレイン、フォックス・ファミリー・チャンネルなどにテレビ出演を重ね、デビュー曲リリース前ながらB2Kは既に全米に知られる存在となっていった。

そんな中発売されたファースト・シングル「Uh Huh」。アッシャー、ブルー・カントゥレル等の他、2001年のマイアのビッグ・ヒット「ケイス・オブ・ジ・エックス」を手がけたクリス・“トリッキー”・スチュワートがプロデュースしたアップテンポ・ナンバーは全米で大ブレイク!総合シングル売り上げチャートで8週連続1位を含む10週1位、R&Bシングル売り上げチャートでは7週連続1位、MTVでのファン投票によるビデオ・カウントダウン番組TRLでも1位、BETのビデオ・カウントダウン番組でも1位となった!そして街にはB2Kを特集した雑誌などが多数登場。Word Up!誌はなんとB2Kのメンバー一人一人の特別号を出すことに!

「いろいろなプロデューサーと組めて本当に良いものができあがった」とメンバー自身が語るように、デビュー・アルバムではベテランのヒット・プロデューサーから比較的新人まで、そしてスロー・バラードからアップ・テンポなダンサブル・ナンバーまで、幅広い人材が幅広いスタイルの楽曲を提供。全てにおいてB2Kのスムースにも激しくも変わるヴォーカルがうまくはまっている。