Dutch Training

ヴォーカル&ギターのNORIO('74年3月14日生まれ)、ベースのJunya('74年10月16日生まれ)、ギターのふしぎ('76年8月13日生まれ)、というドラムレスの3人編成で、'97年8月にメンバーの地元・秋田で結成。

3人別々のバンドに在籍していた頃からライヴハウスで顔を合わせており、それぞれのバンドの解散が同時期に重なったことで意気投合、Dutch Training結成に至る。そして地元で制作したデモテープがデビューのきっかけとなり上京。

'99年9月22日、マキシ・シングル「HIGH LIFE」でKi/oonからデビュー。テレビ朝日系『内村プロデュース』のエンディング・テーマに起用された5thマキシ・シングル「クリーム」(2001年2月7日リリース)は、スペースエコーとアコースティックギターのマッチングにより時空を行き交う近未来感を醸し出しつつ、“いま”の気持ちをストレートに投げかけたメッセージ・ソングの新機軸だと言える。

メンバー各々のルーツ・アーティストが、BON JOVI、PRINCE、THE CLASHという三者三様ぶりが象徴するように、サウンド面には3人の個性が鮮明に現れており、'80年代のポップ・ミュージックをリアル・タイムで聴いている世代ならではの、メロディのキャッチーさも大きな武器だろう。