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フロリダ州タラハシー出身の23歳。当初はラップ・グループ=Nappy Headzのメンバーとして活動、数枚のスマッシュ・ヒットも生まれたが、その後グループは解散。マイアミでソロ・アーティストして活動を続けながら、地元インディー・レーベルより幾つかのアルバムを発表。その後キャリアが急速に展開するきっかけとなったのがエイコンの大ヒット・アルバム『TROUBLE』からのヒット・シングル「Locked Up」のT‐PAIN替え歌バージョン「F**ked Up」の発表。「F**ked Up」はラジオ・リスナーの間で大きな話題となり、幾つかのラジオ局でプレイリスト入り。偶然この替え歌を耳にしたエイコン本人がそのユニークさに感心してT‐PAINに連絡を取り、二人はすっかり意気投合。その才能を確信したエイコンは自身のレーベル=Konvict Musikでまずプロダクション契約を結び、さらに業界関係者にT-PAINの売り込みを開始。計5社以上のレーベルが争奪戦を繰り広げた結果、ジャイヴがアーティスト契約を獲得、2005年に1stアルバム『Rappa Ternt Sanga』をリリース。まずは彼のシグニチャーといえるボコーダーに似たヴォーカル・エフェクトと哀愁サウンドが印象的なデビュー・シングル「I'm Sprung」がラジオで大ヒット、全米シングル・チャート最高8位を記録。さらには隣人のストリッパーに本気で恋しちゃう、という微笑ましいゲットー・ラヴを描いた2ndシングル「I'm N Luv (Wit A Stripper)」が「I'm Sprung」をも上回る爆発ヒットとなり全米シングル・チャート最高5位を記録、“ダーティーサウス・ヒップホップ全盛の時代の空気にマッチする新世代R&B”というT-PAINブランドをいち早くマーケットに定着させた。特筆すべきは全米での着うたセールス実績。全米では“キング・オブ・リングトーン”という異名を取るほどT-PAIN作品は着うたが売れることで有名で、前作時には「I'm Sprung」「I'm N Luv (Wit A Stripper)」の計2枚でなんと累計600万ダウンロードという驚くべき記録を樹立した。

2007年、7月にリリースされたセカンド・アルバム『Epiphany』では遂に全米チャート1位を獲得。このアルバムからは1stシングル「Buy U a Drank (Shawty Snappin’) featuring Young Joc」の全米シングル・チャート1位を皮切りに、エイコンをフィーチャーした「Bartender」が5位、他にもラジオやクラブでヘビー・プレイをされる話題のシングル・ヒットが続々と生まれた。

これら自身の作品での成功もさることながら、特に2007年以降から数え切れないほどこなしている客演ワークスにより、T-PAINはその名を広くエンタメ界全体に知らしめることになった。カニエ・ウェストやマライヤ・キャリーなどの超メジャーな大物たちから、フロー・ライダーのような無名の新人、アンダーグラウンドなアーティストまで、あらゆる層からその鮮烈なヴォーカル・エフェクト=“ロボ声”やメロディメーカーとしてのセンスを請われて客演オファーが殺到。その期待に応える確かな仕事ぶりで次々とヒット曲を量産し、2007年11月24日付の全米チャートではトップ10にT-PAIN客演のシングルが「Kiss Kiss / Chris Brown featuring T-Pain」(1位)、「Low / Flo Rida featuring T-Pain」(6位)、「Good Life / Kanye West featuring T-Pain」(7位)、「Cyclone / Baby Bash featuring T-Pain」(8位)、と4曲同時ランク・インするという快挙まで成し遂げた。2008年のBETアワードでは客演のみで最多5部門に、グラミー賞でも4部門にそれぞれノミネートされ、どちらもカニエ・ウェストとの「Good Life」で受賞。T-PAIN=フィーチャリング・キング(客演王)という定義がマーケットにおける共通認識となっただけでなく、専売特許でもあった“ロボ声”はエンタメ界の一大トレンドと化し、“ロボ声”にトライする多くのアーティストも現れていることからも、その影響力の強さが計り知れることとなった。

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