ジェイ・Z、T-ペインの非難にすぐさま反応。

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ラッパーのファボラス(Fabolous)のTwitter投稿から図らずも大きく取り上げられることとなったシンガー/プロデューサー、T-ペイン(T-Pain)のジェイ・Z(Jay-Z)非難に、早速本人の反応が届いた。

T-ペインはオートチューンと呼ばれる声に電気的な加工を加えるソフトを大々的に使い出した最初のヒットメイカーだが、ジェイ・Zの新作収録曲"D.O.A.(Death of Autotune)"はこのオートチューンの大流行を攻撃する内容。当初はこれを黙認していたT-ペインだが、突然、自らのDJパフォーマンス中にジェイ・Z批判を繰り広げ「死ぬべきものがあるとしたら、それはジェイ・Zだ!」とまで言ってのけた。

これを受けて8日、ラジオ番組に出演したジェイ・Zは、「はっきりしておこう。俺は("D.O.A.")でT-ペインを直接批判したんじゃない。彼は才能のあるアーティストだからオートチューンを使わなくても売れていただろう。たまたまオートチューンを再流行させたのがT-ペインだったというだけだ」と語っている。ちなみにオートチューンはトークボックス、ボコーダーといった音響加工機材と似た効果を持っており、過去にロジャー・トラウトマン(Roger Troutman)、テディ・ライリー(Teddy Riley)などがその歌声を加工して多くの傑作を生んでいる。

◆T-ペイン Artist Info(NOTRAX)
◆T-ペイン Artist Video(NOTRAX)
text by notrax
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